前回の記事からしばらく間があいてしまったが、いよいよボイス録音にも便利なMP3プレーヤーを紹介したい。すべての製品に触ったわけではないのだが、家電量販店の店頭で試すことができたモデルの中から、筆者が独断と偏見で選んだオススメ機種3モデルを紹介しよう。

MP3プレーヤーをICレコーダーとして使おう!」でも紹介した通り、

・最低512MB以上のメモリー容量
・ボイスレコーダー機能の音質に注意
・バッテリー駆動時間は20時間以上が目安

の3つを基準に選んだ。最初の条件には「最低512MB」と書いたが、やはり音楽プレーヤーとしてもICレコーダーとしても使いたければ、せめて1GBは欲しいところ。もちろん音質も重要。これはビットレートを変更できるかどうかだけでなく、マイクの感度、録音レベルが適切かどうかなどの要素がからむため、実際に聞いて確認してみた。また、mp3プレーヤーとしてだけでない付加価値についても考慮に入れたことも追記しておきたい。

さて第3位は……

3位:シャープ「MP-B300」

MP-B300
シャープが2006年6月に発売した「MP-B300
シャープの「MP-B300」は、WMAとMP3形式に対応する薄型プレーヤーで、1GBメモリーを内蔵する。2006年6月発売モデルで、実売価格は1万7800円。最新モデルの「MP-E300/E200」は新たにAAC形式も利用できる(iTunes Music Storeで購入した楽曲は再生できない)ほか、ナップスターが提供する定額制音楽配信サービス「Napster To Go」にも対応する……のだが、筆者は実際に録音機能や音質を体験できなかったので今回は省いた。

MP-B300の魅力は、内蔵メモリーだけでなく外部メモリースロット(miniSDカード)を搭載している点にある。変なこだわりに思う人もいるだろうが、プライベートで使う音楽プレーヤー機能と仕事で使うボイスレコーダー機能を1つの機器で利用する場合、その「使い分け」が問題になる。512MBで音楽ファイルとボイスファイルを共存させるのは容量的に厳しいし、それは1GBでも同じだ。だが内蔵メモリーには音楽データ、外部メモリーにはボイスデータというように使い分けられれば、必要なときに「空き容量がない!」といったことにならなくてすむ。

もちろんMP-B300は、内蔵メモリーにも外部メモリーにもボイス録音が可能。音質は低(96kbps)から高(128kbps)まで3段階に設定できる。ほかの機種に比べて録音レベルが低いように思えたが、録音レベルも3段階で調節できるようだ。連続再生時間は約24時間で、連続録音時間は約6時間。FMラジオ機能(録音も可能)やFMトランスミッター機能、MP3形式でのダイレクトレコーディング機能も備える。ディスプレイが128×64ドットのFSTN液晶を採用している点が残念なところだが、仕事にプライベートに安心して使えるという感じだ。本体サイズは幅49.0×奥行87.6×厚さ8.9mm、重さは約65.0g(充電池含む)。

●シャープ「MP-B300」
http://www.sharp.co.jp/products/av/digi_audio/prod01/mpb300s/

>>NEXT 2位はサンディスク「sansa e200シリーズ」