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PC環境を持ち歩ける「クルーザーU3」(2)(4ページ目)

今回も引き続き、サンディスクが6月19日に発売した「クルーザー マイクロ U3 USB」を中心に「U3プラットフォーム」の魅力に迫りたい。

執筆者:安藏 靖志

パスワード保護でセキュリティも安心


USBメモリーで大切なデータを持ち歩くとなると、気になるのがセキュリティだろう。落としてしまって仕事の重要なデータを盗まれたりしたら大変なことになってしまう。だがそれもU3プラットフォーム対応デバイスなら、パスワードでロックをかけられるので安心だ。ランチパッドメニューの「セキュリティ有効化」をクリックするとパスワードを聞かれるので、新しいパスワードを2回入力(2回目は確認用)し、忘れた場合のヒントを入力(ヒントの入力はオプション)。すると次からはクルーザーU3を挿入するたびにアクセス用のパスワードが聞かれるようになる。これを入力しない限り、データフォルダーを見ることは一切できなくなるという仕組みだ。ただしパスワードを忘れた場合は、ドライブ内にあるデータをすべて削除しなければならなくなってしまうので注意しよう。
セキュリティの有効化パスワード
ランチパッドの「セキュリティの有効化」メニューセキュリティを有効化してからクルーザーU3をUSB端子に挿入すると、パスワード入力画面が表示される。これを入力しない限り、USBメモリー内のデータにアクセスできない

今回はサンディスクのクルーザーU3を中心に紹介したが、U3プラットフォーム対応のUSBメモリーは今後増えていく予定だ。各製品ごとにバンドルソフトなどが異なると思われるので、いろいろと比較してみるのがいいだろう。まだスタートしたばかりで対応ソフトも多くはないが、一般的なUSBメモリーと比べて価格的にも高くないので、検討してみる価値は十分にある。クルーザーU3は2GBモデルまでしかないのが残念だが、これも普及していけば4GBモデルなどを販売するメーカーも出てくるだろう。パスワードでロックしたUSBメモリーに、PC環境から個人情報まであらゆるデータを格納して持ち歩く……なんてことが当たり前になっていくのかもしれない。
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