今回は前回に引き続き、サンディスクが2006年6月19日に発売した「クルーザー マイクロ U3 USB」(以下、クルーザーU3)を中心に「U3プラットフォーム」の魅力に迫りたい。

U3プラットフォームとは前回も簡単に説明したとおり、データだけでなくアプリケーションやその環境設定をUSBメモリーに格納するための規格だ。一般的なUSBメモリーではデータを持ち運ぶだけのもので、PC同士のファイル同期機能などはバンドルされるソフトに依存していた。アプリケーションソフトも、インストールが不要なもの(Windowsのシステムフォルダーにファイルをインストールしたり、レジストリーを書き換える必要のないソフト)であればUSBメモリーに入れて使うこともできたが、ほとんどの一般的なアプリケーションは持ち歩くことができない。

例えば普段使っているオフィスソフトやWebブラウザーを、仕事場でも出先のインターネットカフェでも使いたい──モバイラーにはあまりいないだろうが──そんな時にU3プラットフォームを使えば、自分が普段使っているアプリケーションをどこでも自宅と同じように使えるというわけだ。現在U3プラットフォームに対応するアプリケーションソフト(U3アプリ)は約100種類とまだ少ないが、対応アプリが増えれば、どこのPCでも自宅と同じ環境で使えるようになるのである。

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