定形外郵便物等の料金が変わりました。落札後の発送の際にどうしても無視できない、定形外郵便。宅配便などと違って、破損・汚損・紛失時の補償がありませんので、場合によっては利用しないほうが得策ですが、低額の落札などの場合は、定形外利用が多いのが現状です。
子供服(中古)などの場合、落札者から定形外を指定されることも多く、料金を改めてお調べしたりするのですが、枚数がまとまったりすると、かえって定形外よりも、宅配便やゆうパックのほうが安くなったりします。
10月1日から、ますます定形外料金は(区分によっては)安くなっていますので、利用が増えそうです。
●10月1日から実施 |
冊子小包と定形外料金の変更が、2003年5月21日に発表されていました。冊子小包は7月1日から実施でしたが、定形外料金は10月1日からの実施です。
手元に古い料金表(郵便局配布)をお持ちで、それで料金を確認している人は注意しましょう。
<<今回の改訂>>
●料金区分が12区分から8区分になりました
●区分によっては値下げされています
ここからは、一般の利用の場合あまり関係がないかもしれません
●地域区分局等に差し出すことによる料金割引を1%から3%に
※地域区分局に5万通以上を同時に出す
●ロールパレット等に納入して差し出すことによる料金割引
※事前に差出計画書を提出し、郵便番号ごとに区分をして、ロールパレット等の郵便局が指定する容器に納入し、地域区分局等に差し出す。形状及び重量が同一のものを同時に20万通以上。
●植物種子等郵便物の料金改訂
※植物種子等郵便物とは植物種子、苗、苗木、茎若しくは根で栽植の用に供するもの又は蚕種で繁殖の用に供するものを内容とするものです。
●料金区分変更 |
いままで重量別に12区分に別れていましたが、今回の改正で8区分になっています。大きいものや、重いものはゆうパックで送ることが多いと思いますが、ゆうパックの場合、地域によっては高額になってしまいます。定形外ならば、全国一律料金で、料金が変わるのは重量だけです。
~50g | ~75g | ~100g | ~150g | ~200g | ~250g | ~500g | ~750g | ~1kg | ~2kg | ~3kg | ~4kg | |
現 行 | 120円 | 140円 | 160円 | 200円 | 240円 | 270円 | 390円 | 580円 | 700円 | 950円 | 1,150円 | 1,350円 |
改 正 | 120円 |
140円
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200円 |
240円
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390円 |
580円
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850円 |
1,150円
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●定形外郵便が届かないといわれたら |
宅配便で送った場合は、いつ届くかわかりますし、日にち指定などができますが、郵便で送った場合がいつ届くのか?一番早くていつ届くのか?検索することができます。
これで調べて本来つくべき日時につかない場合は
・住所や郵便番号が間違っていないか
・相手の名前が間違っているか
を、確認しておきましょう。多数の取引をしている場合、住所と名前が入れ違ったりすることもあります。それも間違いがない場合は、郵便事故が考えられます。
郵便物は宅配便と違い、補償がありませんが、もし目的のものが届かない場合は、インターネット上でも申し出ることができます。