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コレだけは知っておこう!燃油サーチャージ(3ページ目)

GWに向けて燃油サーチャージが値下がりしています。燃油サーチャージの今後の動向や、知っておきたい基本情報を厳選してご紹介します。大体の金額や支払い方法、注意点などをしっかり理解して旅行計画を。

村田 和子

村田 和子

旅の準備・お得・便利 ガイド

旅行ジャーナリスト。「旅で元気になる」をテーマに活動。親子で47都道府県を踏破し旅育メソッドを提唱。著書に「旅育BOOK(日本実業出版社)」。クルーズコンサルタント、総合旅行業務取扱管理者。大人旅、ひとり旅も得意!

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ツアー申し込み時のサーチャージは暫定。空港で返金や追加徴収も


ツアーの場合、サーチャージはどうなる?
まず、燃油サーチャージ徴収のタイミングは、ほとんどの旅行会社が「旅行代金と同時に暫定額で徴収し、最終的な清算は空港で行う」と回答しています。つまり申込みから出発までに燃油サーチャージに変動があった場合には、サーチャージが値上がりしたら「空港で追加徴収」、サーチャージが値下がりしたら「返金」という対応をするということ。

HISについては、「添乗員同行のツアーについては最終日程表を配布する際に額を決定し、空港で徴収」。また、添乗員同行でないツアーの場合は、事前徴収した額から下がった場合には銀行振り込みで返金というから、参加するツアーの対応をきちんと把握しておきましょう。

また、サーチャージの最終算定日(発券日)はツアーによりまちまちで、個人で航空券を購入するときのように旅行者側で制御できるものではありません。目安としては最終確定書面が手元に届く出発日1週間前ぐらいに発券しサーチャージが確定することが多いようなので、サーチャージ額変更時期と重なる場合は確認をしておくといいでしょう。

ツアーの場合は、航空会社、搭乗日、渡航先が一緒なのに、旅行社によって徴収額が若干違うケースもあります。これは海外の航空会社などはサーチャージを外貨建てにしているところがあるため、適用為替レートの違いによるものや、手数料的なものを徴収しているところもあるようです。いずれにしても徴収したサーチャージは、旅行会社の収入となるわけではなく、あくまで航空会社の代理で徴収しているということ、航空会社も燃油高騰でかなり厳しい状況にあることを理解した上で、きちんと支払いを予算に組み込んでおくことが重要です。

>>4月以降のサーチャージはどうなる?新サーチャージの目安&今後の動き
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