現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、神奈川県在住68歳女性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール

同居家族構成:本人のみ
住居形態:持ち家(戸建て)
居住地:神奈川県
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:600万円
現在の預貯金:1500万円、リスク資産:300万円
これまでの年金加入期間:厚生年金480カ月
現在受給している年金額(月額)
老齢基礎年金(国民年金):6万9308円老齢厚生年金(厚生年金):14万円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
その他(企業年金や個人年金保険など):なし
「一人暮らしには十分な年金と貯蓄がある」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足している」と回答した今回の投稿者。その理由として「現役時代に40年間、厚生年金に加入していたため、十分な金額を受給できています。これに加えて貯金もあるので、生活に困ることはなく、趣味や旅行も楽しめる余裕があり、満足しています」と語っています。
ひと月の支出は約「18万円」。年金だけで「毎月賄えている」と回答されています。
「買い物はスーパーの特売日やポイントを活用」
現在は働いていないため、年金以外の収入はないとのこと。そのため年金生活においては「光熱費を抑えるために、夏はエアコンをつけすぎない、冬は厚着をして過ごすなど」節約を心掛けているそう。また「スーパーの特売日を利用したり、ポイントを活用したりして、食費を抑えるようにしています」とあります。
「趣味や楽しみがあり、健康でいられて満足している」
現役時代にもっとこうしておけばよかったと思うことがあるか、との問いには「もう少し早くから資産形成について真剣に考えておけばよかったです。NISAなどの制度をもっと早くから活用していれば、老後の資産が今より増えていたかもしれません。また健康のために、もっと体を動かしておけばよかった」と回答。とはいえ、前述のように今ある資産で十分満足しており、今後についての不安も「特にありません。年金と貯蓄で今の生活は賄えていますし、趣味や楽しみもたくさんあります。健康に気を付けて、この生活を続けていきたい」と投稿者。
リタイア後は「自由な時間が増えたので、好きなことに没頭できるのが一番の楽しみ」とのこと。「友人と旅行に行ったり、孫と遊んだり、ガーデニングをしたりと、毎日が充実しています。健康でいられることが何よりの喜びです」とアクティブに第二の人生を謳歌(おうか)されているようでした。
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