さそり座(10月24日~11月22日生まれ)
行動や戦いの星・火星がさそり座を進み、余計なものは何も目に入らないほど没頭する中、10月7日の満月に水星もさそり座に入りました。水星は考え方やコミュニケーションを象徴するので、先月よりももっと集中度、思考の純度が高まってきたはず。10月14日には愛と美を司る金星が移動する一方、守護星の変容の星・冥王星が「順行」。洞察力が冴(さ)え、思い通りになることが増えてきたのではないでしょうか。21日の新月を経て、迷いのなくなる感覚も。
22日には境界を曖昧(あいまい)にする海王星が土星の待つ「恋愛や創造、子ども」のエリアに。土星は現実的な天体であり、この頃は不信感、真剣さ、ゆるしの感覚などがないまぜに。割り切れない感情も残る中、23日には太陽もさそり座に。まさに主役運といえそう。
11月のアドバイス
10月29日に水星が、11月4日に火星がさそり座を去り、「経済や豊かさ」のエリアに。忙殺される、という言葉がまさにぴったりです。さらに、10~30日は水星が「逆行」するので、寝る間もないほどかも。5日の満月、8日の天王星の移動を経て、人間関係でも変化が顕著に。 >【Sayaがひも解く星の答え】他の星座が気になる人はこちら【この記事の筆者:Saya】
1971年生まれ、東京出身の文筆業。早稲田大学卒業後、ライフスタイル分野の雑誌編集者として働いていた1999年の晩、占星術と出会う。2003年に独立後、大手出版社や広告系媒体で仕事をする一方で、2008年より、『エル・オンライン(現在のエル・デジタル)』(ハースト婦人画報社)で星占いの連載をスタート。現在も続く長期連載に。2011年より沖縄、2016年に京都移住。現在は、パートナーとともに京都で暮らし、ホロスコープリーディングや蘭のフラワーエッセンスのセッションを行いつつ、東京の認知症の父のケアにも奔走。『LEEweb』(集英社)『ヨガジャーナルオンライン』(インタースペース)『hanna』(竹中庭園緑化)『きものと』(京都きもの市場)でも連載中。現実的な分析が光る星占いはもちろん、星とライフスタイルを絡めたコラムも人気。著書多数。
【イラスト:すぎやままり】









