おひつじ座(3月21日~4月19日生まれ)
10月は何といっても、7日におひつじ座の満月がありました。「こうしたい」という意思が強く出てきた人も多いでしょう。そんなあなたの個性に周囲の人はハッとし、改めて魅力を感じたはずです。ただ、この日からは思考を司る水星が「潜在意識」のエリアに。ここには行動を司る火星もあります。集中力が増す一方、客観性に欠ける嫌いが。でも、14日頃からは、仲間との連携が取れるようになり、リーダーシップと優しさをもつおひつじ座さんに人気が集まっているはず。21日の新月頃からは、新たなグループやチームとの出会いもあったのでは。
さらに、22日には境界を曖昧にする海王星が1つ前のエリアに。土星の影響もあり、弱気な面を見せないように自分を抑える傾向が。29日頃からはさらに前向きに。
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おうし座(4月20日~5月20日生まれ)
10月7日の満月では、自分に正直になりたいという強い思いが胸に宿ったかもしれません。同じ日に思考を司る水星が「人間関係」のエリアに入り、ここには行動を司る火星も滞在。大切な相手になるほど、依存してしまうところも感じられます。でも、14日頃からは仕事での悩みも減ってきて、守護星の愛を司る金星が日々に彩りを添えてくれているはず。
21日の新月頃からは新プロジェクトやチームとのつながりが活性化していますが、22日には海王星が土星の待つ「仲間や未来」のエリアに戻っています。表面的な人気はあるのですが、本当に信頼できるのは少数の人だけという悩みも。29日頃からは妙な焦りが湧いていそう。予想したほどうまくいかないことがあっても、まずは落ち着いて作戦を練り直して。
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ふたご座(5月21日~6月21日生まれ)
変革を司る天王星は、ふたご座さんの頭上で「逆行」中。今までのふたご座さんの価値観とは異なる壁にぶつかっているかもしれません。そんな中、10月7日の満月では未来へのビジョンがはっきりしてきたはず。同じ日に思考を司る守護星の水星が「ルーティンワークや日常生活」のエリアに。ここには行動を司る火星もあり、仕事面では“馬車馬”感のある時期でした。
14日頃からは楽しい雰囲気も加わり、21日の新月頃からは、新たな試みも始まっているのでは。さらに、22日には海王星が土星の待つ「キャリアやライフワーク」のエリアに入っています。ミッションと思えるものへの思いが高まる反面、周囲への配慮も強くなるとき。29日頃からは水星が「人間関係」のエリアへ。真剣な思いを相手にぶつけてみて。
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かに座(6月22日~7月22日生まれ)
拡大をもたらす木星がかに座さんを照らす中、世の中が騒がしくても、かに座さんだけは安全地帯にいるかのようです。そんな中、10月7日の満月では「こんなことがしたい」という願いがはっきりしたのでは。同じ日には思考を司る水星が「恋愛や創造、子ども」のエリアに。ここには行動を司る火星もあり、好きな人、好きなことに真っすぐ向かっているはずです。
14日頃からはそんなあなたを慕う人も増え、引きこもった気分も落ち着いてきたことでしょう。21日の新月頃からは、新しい動きが足元でも出てきているはずです。
ただ、22日頃からは海王星が土星の待つ「ステップアップ」のエリアに。先行きの不透明さから不安になりつつも、しっかりと自分軸を保っているのでは。月末になるほど不安を手放せそう。
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しし座(7月23日~8月22日生まれ)
表面上は穏やかな日々を過ごしてはいても、10月7日の満月では「ステップアップ」への強いビジョンが湧いてきたかもしれません。異動や独立へのひらめきが生まれた人も多そうです。ただ、同じ日には思考を司る水星が「居場所」の部屋に入りました。ここには行動を司る火星もあり、胸に燃えるものがありつつも、居場所のために献身的に働いているイメージです。
14日頃からは身近な場所で楽しみつつも、パートナーとの間でもがっつり取り組んでいるテーマがありそう。21日の新月、22日の海王星の移動、23日の守護星の太陽の移動を経て、チームの雰囲気も変化。心細さがありつつも責任感に目覚める感覚が。
29日頃からはストレスを発散したくなっていませんか。にぎやかな雰囲気のある月末になりそう。
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おとめ座(8月23日~9月22日生まれ)
おとめ座には10月14日まで、愛と美を司る金星が滞在していました。この夏から秋にかけて、おとめ座では2回の新月、また1回は「食」でもあり、激動だったかもしれませんが、それを癒やすように、整えるように、金星が助けてくれていたはずです。そんな中、10月7日の満月に守護星の思考を司る水星が「環境や伝達」の部屋に入ってからは、ここには行動を司る火星もあり、献身的に周囲に尽くしていたのでは。21日の新月頃からは新たな流れが。人との関わりも増えてきていることでしょう。
22日には海王星が土星の待つ「人間関係」のエリアに入っています。不信感を乗り越えて、信頼関係を育てていきたいタイミング。29日に水星が移動してからは、精神的な自由や開放感がとても大切に思えそうです。
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てんびん座(9月23日~10月23日生まれ)
9月18日に思考を司る水星が、23日の秋分に太陽がてんびん座に入り、迎えたのが10月です。判断を求められることが増え、決まらないことも多い中で、さまざまな考えを巡らせながら、日々を過ごしているのでは。10月7日の満月に水星が「経済や豊かさ」のエリアに入ってからは、ここには行動を司る火星もありますから、もう待ったなしのムードでしょう。
てんびん座には10月14日、守護星の愛と美を司る金星が入り、21日には新月がありました。愛情やゆとりが生まれる感覚がある中、22日には海王星が土星の待つ「ルーティンワークや日常生活」のエリアに。土星は現実的な天体。仕事ではかなりのプレッシャーがありそう。仕事量そのものも、責任の範囲も重い時期だと思います。
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さそり座(10月24日~11月22日生まれ)
行動や戦いの星・火星がさそり座を進み、余計なものは何も目に入らないほど没頭する中、10月7日の満月に水星もさそり座に入りました。水星は考え方やコミュニケーションを象徴するので、先月よりももっと集中度、思考の純度が高まってきたはず。10月14日には愛と美を司る金星が移動する一方、守護星の変容の星・冥王星が「順行」。洞察力が冴(さ)え、思い通りになることが増えてきたのではないでしょうか。21日の新月を経て、迷いのなくなる感覚も。
22日には境界を曖昧(あいまい)にする海王星が土星の待つ「恋愛や創造、子ども」のエリアに。土星は現実的な天体であり、この頃は不信感、真剣さ、ゆるしの感覚などがないまぜに。割り切れない感情も残る中、23日には太陽もさそり座に。まさに主役運といえそう。
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いて座(11月23日~12月21日生まれ)
行動や戦いの星・火星に続き、10月7日の満月に思考を司る水星も1つ前のエリアに入りました。満月では「こんなことをしたい」「あれが好き」といった高揚感もあったはずですが、一方で、つい、いい人になってしまういて座さんのこと、内心には複雑な感情もあった時期だと思います。そして、10月14日には愛と美を司る金星が「仲間や未来」のエリアに。華やかなムードの中、21日の新月を経て、新しいグループに飛び込んだ人も多そうです。
人間関係が広がる一方、22日には海王星が土星の待つ「居場所」のエリアに。土星は現実的な天体でもあり、家庭内の問題や居場所のなさもあるかもしれません。くつろげない感覚がある場合は、周囲に愛を配りすぎているのかも。立て直し、自分軸に戻して。
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やぎ座(12月22日~1月19日生まれ)
9月1日にやぎ座さんにとっての「環境や伝達」のエリアに戻った守護星の土星は、まだ「逆行」中。土星は、守りとなる場合もある一方で、その分、孤独感もありそうな時期です。そんな中、行動や戦いの星・火星に続き、10月7日の満月に、思考を司る水星も「仲間や未来」のエリアに入りました。実際的で、有能なタイプにはとことん頼ってしまいそうです。10月14日には愛と美を司る金星も「キャリアやライフワーク」のエリアに移動し、21日のこのエリアの新月を経て、社会的な人気や付き合いも復活してきそう。
22日には海王星が土星の待つ「環境や伝達」のエリアに入り、不安はあっても、孤独感が和らいできそうです。23日からは、周囲と歩調を合わせつつ、慎重にやっていくことが必要でしょう。
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みずがめ座(1月20日~2月18日生まれ)
行動や戦いの星・火星に続き、10月7日の満月に思考を司る水星も「キャリアやライフワーク」のエリアに入りました。仕事に集中する中、やりたいことも見えてきて、満月ではそのために何をしたらいいかも明確に。そして、10月14日には愛と美を司る金星が「ステップアップ」のエリアに入りました。この日には冥王星が頭上で「順行」し、希望も見えてきそうです。21日の「ステップアップ」のエリアの新月を経て、旅の計画などを立ててもいいかもしれません。
22日にはまた海王星が土星の待つ「経済や豊かさ」のエリアに。土星は現実的な天体でもあり、お金の不安に対し、真剣に向き合うことが大切になっていそう。理想論ではなく、本当に必要なことを学び、問題があるのなら、整理していきましょう。
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うお座(2月19日~3月20日生まれ)
9月1日にうお座さんの頭上に戻ってきた土星は、まだ「逆行」しています。理想は高く掲げつつも、現実にはそうも言っていられないモードかも。そんな中、行動や戦いの星・火星に続き、10月7日の満月に、思考を司る水星も「ステップアップ」のエリアに入りました。ともかく憧れの人に近づこうという努力が大きいときです。10月14日には愛と美を司る金星も「潜在意識」のエリアに移動し、21日のこのエリアの新月を経て、迷いはなくなりそう。やるしかない、というモードです。
22日にはまた守護星の海王星がうお座に戻ってきました。今回のサイクルで、海王星がうお座に最初に入った2011年以来の感情に向かい合うことが大切に。反応する感情の癖のようなものがブロックになっているかも。
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【この記事の筆者:Saya】
1971年生まれ、東京出身の文筆業。早稲田大学卒業後、ライフスタイル分野の雑誌編集者として働いていた1999年の晩、占星術と出会う。2003年に独立後、大手出版社や広告系媒体で仕事をする一方で、2008年より、『エル・オンライン(現在のエル・デジタル)』(ハースト婦人画報社)で星占いの連載をスタート。現在も続く長期連載に。2011年より沖縄、2016年に京都移住。現在は、パートナーとともに京都で暮らし、ホロスコープリーディングや蘭のフラワーエッセンスのセッションを行いつつ、東京の認知症の父のケアにも奔走。『LEEweb』(集英社)『ヨガジャーナルオンライン』(インタースペース)『hanna』(竹中庭園緑化)『きものと』(京都きもの市場)でも連載中。現実的な分析が光る星占いはもちろん、星とライフスタイルを絡めたコラムも人気。著書多数。
【イラスト:すぎやままり】




















