
約50万円を投資し毎日市場を追うがバブル崩壊が心配(画像:PIXTA)
青森県在住の「おたけさん」(35歳)。短期投資で得た利益を将来的には積立投資に回していきたい
今回は、青森県在住の「おたけさん」(35歳)。家族と暮らしながら、2024年から株式投資を始めたばかりの投資歴1年の初心者です。日々市場を追いかけながら、短期投資で得た利益を将来的には積立投資に回していきたいと考えています。■プロフィール
ペンネーム:おたけさん
年齢:35歳
性別:男性
家族構成:本人、両親(70代)と同居
居住:青森県・持ち家(戸建て)
職業:自営業
年収:約200万円
■資産と投資状況
現金・預金:約50万円
リスク資産:約50万円
- 投資信託:15万円
- 海外ETF:35万円
毎月の積立:なし
バブルはこのまま続くのか? ベア(下落局面狙いの投資)には手を出さないほうがいいのか?
おたけさんが投資を始めたのは2024年2月。エヌビディア(アメリカの半導体大手)の決算が好調だったというニュースを見て「やってみよう」と思ったのがきっかけでした。当初は「短期で200万円を目指そう」と考え、短期売買で得た利益を将来的には投資信託の積立に回していきたいと構想しています。
現在は毎日市場をチェックしながら、ニュースや地政学リスクを意識して投資判断を行っています。情報源はYouTubeやYahoo!ファイナンスで、「なんとなくでは買わず、実体やニュースを確認してから判断するようにしています」と語ります。
2024年4月には「トランプ関税ショック」前にベアを購入して利益を得られましたが、その直後に関税延期となり利益は半減。ここから「低い値段で買い集め、長期保有することが大事」と学んだそうです。
「毎日株価を気にするのは精神衛生上よくない」と感じる一方で、NASDAQが最高値圏にある現状には「いずれバブルが崩壊するのでは」という不安も抱いています。
おたけさんは投資初心者として、専門家に以下の質問をしたいとのこと。
「バブルはこのまま続くのか? ベア(下落局面狙いの投資)には手を出さないほうがいいのか?」
今回の「おたけ」さんからの質問に、個人投資家の中原良太さんが回答します!
専門家・中原良太さんからのアドバイス
おたけさん、こんにちは。ご質問いただいた「バブルはこのまま続くのか?」についてですが、これはどの水準を“バブル”と定義するかによります。経験的に、日経平均株価は予想PER(株価収益率)13~17倍の範囲で推移することが多く、2025年8月26日時点では予想PERが17倍を超えており「天井に近い」と感じます。
確かに、おたけさんのおっしゃるように高いですね。ただ、割高だとは思いますが、1980年代のような行き過ぎたバブルという感じまではしません。おたけさんはまだ35歳ですし、10~20年のタイムスパンで運用するかと思います。この時間軸で見れば、今の高値も余裕で更新できる気がします。過度に怖がる必要もないと思います。
筆者自身、「高くて嫌だな~」と思いながら積立投資はいつも通り続けています。
「株価が下がるんじゃないか」という不安や居心地の悪さはありますが、だからこそ株式は他の金融商品よりも割安で、追加収益を得られる源泉とも言えます。
うまく付き合いながら、身の丈にあったリスクテイクをしていきたいですね。
次に、ベア(下落局面狙いの投資)には手を出さないほうがいいのか?についてです。
結局、株式投資では投資先が稼いだ利益が「成長(株価上昇)」もしくは「還元(配当)」という形で株主に還元されます。日本の上場企業全てが赤字(無配当)!とか、毎年減益(成長していない)!とかならさすがに買えませんが、日本の上場企業全体では、長い目で見れば増収・増益・増配がトレンドです。
劣悪な銘柄は上場廃止の仕組みで排除され、企業も価値向上を目指して努力しています。だから、劣悪、もしくは、過度に割高な株を買わない限り、株式投資は「ブル(上昇局面狙いの投資)」が有利だと思います。筆者自身、ベアで痛い目を見たことがあるので、今は「わざわざ不利で難しいことをしなくてもよいのではないか?」と感じます。
教えてくれたのは……
中原 良太さん
個人投資家、トレーダー、ブロガー、YouTuberとして活躍。主に株式投資とマネー(お金)について初心者向けに情報発信。IQ上位2%のMENSA会員。18歳に株を始め、25歳でYahoo!株価予想達人で「ベストパフォーマー賞」を受賞。モットーは「地道にコツコツ」
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※記事の内容はあくまで個人の体験談および専門家の一般的な見解であり、特定の金融商品や投資手法を推奨するものではありません。
※投資には元本割れを含むリスクがあり、将来の成果を保証するものではありません。投資判断は必ずご自身の責任で行ってください。