30品のうち、セントラルキッチンで作る自家製のカレーは10品。その他、オリジナルブランドのレトルトカレーや、スナックなどもそろいます。
成城石井が発表した資料によると、フェア開始直後から注目を集め、発売後5日間で計画の1.6倍の売上を記録したそうです。今回は、その5日間の売上ランキングTOP3の商品と、第二弾から発売されている新作レトルトカレーを実食してみました。
<目次>
「ようこそ!カレー沼へ」売れ筋ランキングTOP5
1位:成城石井自家製 混ぜて食べる!スリランカ風チキンとジャガイモのあいがけカレー(税込755円)2位:成城石井自家製 9種スパイスのキーマカレー(税込647円)
3位:成城石井自家製 赤ワインでじっくり煮込んだ牛タンの欧風カレー(税込863円)
4位:成城石井自家製 豚肉の山椒炒めとジンジャーライスの麻辣カレー(税込755円)
5位:成城石井&新宿中村屋 ビーフカリー(税込388円)
※2025年7月18日~22日の5日間の集計結果
1. 混ぜて食べる!スリランカ風チキンとジャガイモのあいがけカレー
まずは1位の「成城石井自家製 混ぜて食べる!スリランカ風チキンとジャガイモのあいがけカレー」(税込755円)。実は筆者も店頭で一番ひかれたのはこのカレー。トマトベースのチキンカレーと、ココナッツベースのジャガイモカレーがあいがけになっていて、一度に2種類食べられるお得感も魅力です。最初は別々に味わい、途中から全部混ぜて食べるのがおすすめ!
チキンカレーは、トマトの爽やかさのなかにスパイスの刺激があり、予想以上に辛みもしっかり。一方、ジャガイモカレーはココナッツの甘い香りとまろやかさが特徴で、対照的な味わい。ご飯はジャスミンライスで、ニンジンやダイコンなどの酢漬け「アチャール」が添えられているのも本格的です。全てを混ぜて食べると、甘味・辛味・酸味が絶妙に混ざり合い、複雑なおいしさがやみつきになります。
2. 9種スパイスのキーマカレー
次は、2位の「成城石井自家製 9種スパイスのキーマカレー」(税込647円)を実食。クミンやコリアンダー、カルダモンなど9種類のスパイスと豚挽肉、タマネギなどの野菜で作られたキーマカレーに、ゆで卵やカシューナッツ、フライドオニオンがトッピングされています。お肉や野菜のうまみとスパイスが調和
挽き肉の存在感があり、お肉のうまみをしっかりと感じられるキーマカレーです。クミンやコリアンダー、カルダモンなど爽やかな風味のスパイスが印象的で、辛さは控えめなので食べやすい味わいでした。3. 赤ワインでじっくり煮込んだ牛タンの欧風カレー
3位は、「成城石井自家製 赤ワインでじっくり煮込んだ牛タンの欧風カレー」(税込863円)。バターと小麦粉を茶褐色になるまで炒め、フォンドヴォーを加えて作った自家製のブラウンソースがベースの欧風カレーです。ほろほろの牛タンがぜいたく!
赤ワインで3時間煮込んだ牛タンは、ほろほろとやわらかく、ぜいたくなおいしさです。欧風カレーは一般的にバターと小麦粉でルウを作るため、少し重いイメージがありますが、このカレーは想像以上にスパイスがきいていてキレのある味わいです。ほのかな酸味に、スパイスの辛みや苦みが混ざり合い、複雑な余韻を楽しめます。レトルトカレーのラインアップは全13品
フェアの対象となるレトルトカレーは全13品。売り場には「レトルトカレー図鑑」が置かれていて、発売中のレトルトカレーのチャートや、好みのカレーを探る「カレー診断」などが掲載されています。4. 黒毛和牛牛すじカレー
レトルトカレーもいろいろなタイプがあって迷いましたが、「成城石井 黒毛和牛牛すじカレー 180g」(税込755円)を実食。 フェアのカレーはスパイシーなものが多いため、「子どもと一緒に食べられそうなカレー」と思い、こちらを選びました。しかし、意外にもスパイスの辛味がしっかりきいていて驚きました。ごろっと入った黒毛和牛の牛すじは甘みがあってやわらかく、だしの風味とスパイスが調和した個性的なカレーでした。
まだまだ食べたいカレーがたくさん!
今回のフェアは、手作りするのは手間がかかるスパイシーなカレーが多く、中華風やインド風などバラエティーに富んでいて、本格的なカレーを手軽に食べたいカレー好きにはうれしい内容でした。また、買い置きができて温めるだけで食べられるレトルトカレーは、忙しい方にとっても便利な存在です。今回実食したのは全てご飯とカレーの組み合わせでしたが、お店にはカレーヌードルなどの麺料理もあります。この時期だけの「カレー沼」、ぜひ楽しんでみてください。