All About編集部は2025年7月16~17日にかけて、全国20~60代の男女250人を対象に「吉祥寺駅周辺のイメージ」に関するアンケート調査を実施。その結果をランキング形式で紹介するとともに、「吉祥寺ファンページ」編集長まなぶんさんに吉祥寺の「子育て環境」について聞いてみました。
2位:御殿山(武蔵野市)/42票
2位は「御殿山(武蔵野市)」でした。御殿山は吉祥寺駅と三鷹駅の南側に広がるエリアで、井の頭公園が近くにあるため自然豊かな環境も備わっています。低層マンションや大きな邸宅が続く閑静な住宅街があることから、「子育てにお金をかけられる富裕層が多く住む街」とイメージされる方が多いようです回答者からは「高い文化や教育水準を誇る地区として有名」(20代男性/東京都)、「落ち着いた環境で学習に適していることから、教育熱心なファミリーに人気があるから」(40代男性/静岡県)、「大きな住宅が多いので収入のある人が多く、必然的に教育熱心な人が多そうだから」(60代男性/千葉県)などのコメントが寄せられていました。
1位:吉祥寺本町(武蔵野市)/71票
1位は「吉祥寺本町(武蔵野市)」でした。吉祥寺本町は駅の北側に位置し、大通りには銀行やデパートなどが並ぶ一方、大通りから離れれば閑静な住宅街が広がっています。学習塾や英会話教室などが集まっていることから、「教育に適した」エリアと評価されたようです。回答者からは「英会話教室やインターナショナルスクールがあるので、語学に特化した教育を受ける事が出来ます」(20代女性/東京都)、「駅前に住める家庭ということは、それだけ経済的に安定していて教育にもお金をかけていそうだから」(30代女性/神奈川県)、「学習塾などが多くある」(40代女性/埼玉県)などのコメントが寄せられていました。
>【全結果を見る】吉祥寺駅周辺(半径1km圏内)の「教育熱心」なエリア
吉ファン編集長「先祖代々この地に暮らす方が多い」
吉祥寺本町がトップなのは必然的な結果でしょう。このエリアは吉祥寺、三鷹両駅へのアクセスがよく、伝統校としても知られる成蹊学園も徒歩圏内。さらに駅周辺には多数の学習塾や習い事施設が集まっています。共働き世帯が増える中で、教育環境の充実と駅へのアクセスのよさは、子育て世代が住まいを選ぶ上で非常に重要なポイントとなっているのではないでしょうか。先祖代々この地に暮らす方が多いという背景も、地域全体として教育への関心が高いことにつながっているのかもしれません。
また吉祥寺東町も東京女子大学が近接し、文教地区としての趣があります。落ち着いた住環境と教育機関がバランスよく配置されており、こちらも教育を重視するファミリー層にとって魅力的な選択肢となるでしょう。
【まなぶん プロフィール】
地域メディア「吉祥寺ファンページ」の編集長。ブログやSNSにて吉祥寺や三鷹エリアのローカルなグルメ情報、開店・閉店、美容・健康、イベントなど、地域の魅力を発信し続けています。
<調査概要>
調査期間:2025年7月16~17日
調査方法:インターネット調査
回答者属性:全国10~60代の男女250人(20代:71人、30代:87人、40代:50人、50代:31人、60代:11人)
※回答者のコメントは原文ママ