太見え!? おば見え!? やってはいけない「真夏のNGファッション」
暑い日が続くと、「なるべく涼しく快適に過ごしたいから、おしゃれは二の次」と思いがちです。とはいえ、「おばさん体型」に見えてしまうファッションは避けたいもの。そこで、ついつい夏にやりがちな「3つのNGポイント」をご紹介します。NG1. 肩から二の腕の肉感を拾う!? 「くたっとしたTシャツ」
Tシャツの登場回数が増える夏。しかし、夏の間ずっと洗濯を繰り返していたTシャツをよくよく見てみると、生地がくたっとしてきたり、伸びた感じがしていませんか?やわらかくて薄手のTシャツは、体のラインを拾いやすいので要注意です。 特に、肩から二の腕の丸みが強調されると、Tシャツのカジュアルさもあって、「おばさんっぽいシルエット」に見えてしまうことがあります。
■OKコーデにするには Tシャツの代わりに着るなら、写真で着用しているようなオーバーサイズシャツや、ゆったりとしたブラウスがおすすめです。
風通しがよく、生地がやわらかいものを選ぶと、Tシャツのような涼しさや快適さもキープしながら、よりきちんとした印象に見せられます。ゆとりがあり、体のラインを拾わないところもうれしいポイントです。
また写真のネイビーシャツのように、シックで落ち着いたカラーなら秋らしいニュアンスも加わり、おしゃれ度もアップします。
NG2. 脇のハミ肉が目立つ「ノースリーブのデザイン」
年齢を重ねると体型が変化し、ノースリーブを着たときに「脇の下のハミ肉」が気になるという声が多く聞かれます。本来の体型に関係なく、気にしている人は多いようです。夏は「袖があると暑い」「腕を出した方が細く見えるかも」とノースリーブを着る人も多いですよね。確かに二の腕を出した方がすっきりと見える場合もあるのですが、脇まわりの肉感を拾ってしまうと、丸みや迫力が出やすくなってしまいます。
脇まわりのデザインはアイテムによってそれぞれ異なるため、前から見たときはOKでも、後ろ姿が思ったより悪目立ちしていた、というケースもあります。注意したいポイントです。
■OKコーデにするには 最近はブラウスやワンピースなどで、脇のハミ肉が目立たないように工夫された大人向けのノースリーブデザインも多く販売されています。
脇まわりの生地に少しゆとりを持たせて立体的に仕上げ、肩から脇はカバーしつつ二の腕だけが見えるように計算されているものや、アームホールにマチをつけて必要以上に素肌が出ないようにつくられているものは、特におすすめです。
もしくは写真のように、ショート丈や七分袖のカーディガンやシャツ、ジレなどを羽織れば、全身が重くならずに自然に脇まわりをカバーすることができます。
NG3. 「上下ダボダボ」で全身を大きく見せてしまうコーデ
夏は薄着になるため、「体型を隠したい」と思って、ついゆったりしたサイズの服を選びがちです。しかし、大きめのトップスを裾を出して着て、さらにワイドパンツやロングスカートなど横に広がるボトムスを合わせたりすると、全身がダボッとした印象になってしまいます。配色によっては、さらに体を大きく見せてしまうことも。
■OKコーデにするには 写真のように、バスト下に切り替えが入っているペプラムシルエットなら、デコルテまわりはすっきり、気になるお腹まわりはふんわり自然にカバーしてくれます。「ウエストインには抵抗がある」という人もトライしやすいアイテムです。
ギャザーが入った甘めのデザインですが、写真のようにブラックやネイビー、チャコールグレーなどのダークカラーを選ぶと、引き締め効果で細く見せることができます。一枚で着てもおしゃれに見えるのもメリットです。
気になるポイントがあった人は、参考にしてみてください。