【7月】第59回 葛飾納涼花火大会
開催日時:2025年7月22日(火) 19時20分~20時20分打上数:1万5000発
江戸川河川敷の葛飾区柴又野球場を打ち上げ会場とする、今年59回目を迎える花火大会。有料の観客席をはじめ、河川敷の無料で観覧できるエリアからも打ち上げ場所が近いので、臨場感あふれる迫力ある花火を楽しむことができます。
葛飾の特色を表現する6つのプログラムが用意されていて、スターマインやナイアガラによる盛大な幕開け、海外の花火チームのショーの再現、中には今年3月に亀有に誕生した『こち亀記念館』の開業をお祝いするプログラムも。夜空に永久名誉館長の両さんも登場するとか!?
昨年は約77万人が来場したという都内有数の花火大会。最寄り駅として京成線『柴又』駅、JR『金町』駅・京成線『京成金町』駅、北総線『新柴又』駅と4つの駅が利用できるので、アクセスがいい分混雑も予想され、交通規制や入場規制も行われます。X(旧Twitter)の【公式】葛飾納涼花火大会(@katsuhanabi)が当日の様子も随時UPしてくれるので行かれる方はぜひ活用を!
・葛飾納涼花火大会 公式Webサイト
【7月】第48回 隅田川花火大会
開催日時:2025年7月26日(土) 19時~20時30分
打上数:2万発
毎年7月の最終土曜日に開催。打上会場は隅田川にかかる桜橋~言問橋間が第一会場、駒形橋~厩橋間が第二会場です。どちらの会場も東京メトロ銀座線・東武スカイツリーライン・都営浅草線の『浅草』駅が最寄りですが、周辺を網目のようにさまざまな路線が走っているため、多数の駅からアクセスが可能です。
第一会場で19:40頃からスタートする「花火コンクール」は、両国花火ゆかりの花火業者7社、国内の花火大会で優秀な成績を収めている花火業者3社、計10社制作の特別な花火を打ち上げるプログラムで、毎年注目が集まります。
昨年は91万人が訪れ、とにかく混雑する人気花火大会。大会側も「市街地で開催するため、道路上を歩きながら観覧いただきます。ゆっくり座って観覧できる場所はありません」と注意喚起しています。筆者も数年前サンダルが脱げてあやうく紛失しそうになる洗礼を浴びましたので、服装や携帯するものなど準備万端で挑んでください。
・隅田川花火大会 公式Webサイト
【8月】第50回 江戸川区花火大会
開催日時:2025年8月2日(土) 19:15~20:20
打上数:1万4000発
今年50周年という節目の年を迎える江戸川の河川敷が会場の花火大会。同じ大会を対岸の千葉県側から見る市川市民納涼花火大会と合わせると、日本有数の人出となるイベントです。
今年は50周年を記念して、花火のデザインを公募し選ばれた4作品が実際に打ち上がります。また「最も高い山型の仕掛け花火」でギネス世界記録にも挑戦するそう。
都営新宿線『篠崎』駅とJR総武線『小岩』駅の間のエリアに見物客が集まるため、帰りはその場で混雑が収まるのをしばらく待つか、『篠崎』『小岩』両駅より遠方にはなりますが、都営新宿線『瑞江』駅か京成線『江戸川』駅を利用するという手段もあります。
・江戸川区花火大会 公式Webサイト
【8月】第66回 いたばし花火大会
開催日時:2025年8月2日(土) 19:00~20:30
打上数:1万5000発(同時開催の戸田橋花火大会と合わせて)
都営地下鉄三田線の『高島平』『西台』『蓮根』駅、そしてJR埼京線『浮間舟渡』駅からそれぞれ徒歩20分ほどの、荒川の河川敷が会場となる花火大会。
見どころはなんといっても、東京最大の大玉「尺五寸玉」の打ち上げ! 都内の花火大会では最大と言っても4号玉から8号玉の打ち上げがほとんどという中、いたばし花火大会では10号玉が54発、さらに23区では唯一の東京最大の打ち上げ花火・15号玉(尺五寸玉)も登場します。加えて幅300mにわたって展開する「ナイアガラの滝」も人気。“ダイナミックな花火大会”といえばいたばし花火大会でしょう。
またホームページをはじめ、X、LINE、Instagram、Facebookなどでの情報発信が充実しているのがこの花火大会の特徴の1つ。とても見やすいサイトなので事前の情報収集にお役立ちです。
・いたばし花火大会 公式Webサイト
都内で人気の花火大会というと今年8月16日(土)に開催される『神宮外苑花火大会』もありますが、こちらはあくまで明治神宮外苑の神宮球場と秩父宮ラグビー場で行われる有料観覧の花火大会です。チケットがないと観覧できないことが公式Webサイトなどでも呼び掛けられているので、お気を付けください。
どの花火大会も公式Webサイトからの情報が充実し、公式SNSなどでは当日の人の流れなどを実況してくれる大会も。ぜひ情報をうまく使って東京の花火大会を楽しんでください。