厚労省が発表した5月の勤労統計によると、給与額は40カ月以上連続で伸びているにもかかわらず、物価を考慮した実質賃金は5カ月連続のマイナスだそうです。給与が増えたのに生活はちっとも楽にならない……とお嘆きの方も多いのではないでしょうか。
少しでもお金を増やすには、普通預金に置いたままのお金を定期預金に預け替えるのがおすすめです。少額運用にぴったりな「50万円を1年預けるのにおすすめな定期預金」をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください(金利は2025年7月8日時点)。
50万円を1年間預け入れるなら? おすすめの銀行8つ
金利の高いものから順にご紹介していきます。
①UI銀行
- 商品名:スーパー定期預金
- 金利:1.00%
- 預入期間:1年
- 預入金額:1円以上1000万円未満(1円単位)
※「はたらくサイフ(普通預金)リリース記念 Anniversary定期預金キャンペーン」を利用すると、1年ものが年1.35%になる。預入金額は1円以上100万円以下。募集総額100億円に達した段階で終了。以下2つの要件を満たすと、「Anniversary定期預金」を作成できる。
・要件1:2025年6月18日~9月30日にUI銀行で新規口座を開設すること。
・要件2:開設した新規口座を「はたらくサイフ(普通預金)」に切替済みであること。
「はたらくサイフ」は、毎月の給与を受け取ることで、金利上乗せや利用者限定クーポンなどの特典が利用できる普通預金口座。
②auじぶん銀行
- 商品名:円定期預金
- 金利:1.00%(通常金利年0.40%+特別金利0.45%+現金特典0.15%)
- 預入期間:1年
- 預入金額:1万円以上(1円単位)
※「夏の1年もの特別金利+円預金増やすと優遇キャンペーン」が適用されたケース。対象期間:2025年6月4日~8月31日。
【特典1】特別金利
1年もの円定期預金に預け入れた場合、通常金利年0.40%に年0.45%の金利が上乗せされて年0.85%が適用される。
【特典2】現金特典
特典1に預け入れた金額のうち、増やした円預金額に対して、特典1の特別金利に加えて年0.15%で1年間運用した際の利息相当額の現金がプレゼントされる。増加額には、キャンペーン中に増加した円普通預金の残高も含まれる。現金入金は2026年9月下旬の予定。
③香川銀行 セルフうどん支店
- 商品名:超金利トッピング定期預金
- 金利:1.00%
- 預入期間:1年
- 預入金額:10万円以上100万円まで(1円単位)
※1人100万円まで。
④大和ネクスト銀行
- 商品名:円定期預金
- 金利:0.90%
- 預入期間:1年
- 預入金額:10万円以上(1円単位)
⑤SBI新生銀行
- 商品名:パワーダイレクト円定期預金30<インターネット限定>
- 金利:0.85%
- 預入期間:1年
- 預入金額:30万円以上(1円単位)
⑥住信SBIネット銀行
- 商品名:円定期預金
- 金利:0.85%
- 預入期間:1年
- 預入金額:1000円以上(1円単位)
※「1年もの円定期預金 サマーキャンペーン」が適用されたケース。通常金利(年0.275%)に加えて金利相当の現金(年0.575%)が還元され、合わせて年0.85%になる。対象期間は2025年5月23日~8月3日。対象期間中にエントリーおよび預入れが条件。現金入金は、2026年8月末頃。
⑦ソニー銀行
- 商品名:円定期預金
- 金利:0.80%
- 預入期間:1年
- 預入金額:1000円以上(1円単位)
※「円定期特別金利」が適用されたケース。新規預入と、期間中に満期を迎え自動継続となる円定期預金が対象。対象期間は2025年6月2日~8月31日。
⑧静岡銀行 しずぎんインターネット支店
- 商品名:スーパー定期
- 金利:0.70%
- 預入期間:1年
- 預入金額:10万円以上(1円単位)
※「ウルトラ金利定期預金」キャンペーンの金利(6月9日に0.60%から0.70%へ金利改定)。募集金額500億円に到達した時点で取り扱い終了。募集期間は2025年5月1日~8月31日。すでにインターネット支店に預け入れている普通預金から定期預金へ預け替えた場合もキャンペーンの対象となるが、募集期間中に満期を迎える定期預金が自動継続した場合については対象外。
※新規口座開設の場合は、「ウェルカム定期預金」が利用でき、1年ものの金利が年0.80%となる。預入金額10万円以上3000万円以下。募集金額600億円に到達した時点で取り扱い終了(3カ月ごとに150億円を上限とする)。募集期間は2025年4月1日~2026年3月31日。
定期預金のメリット
定期預金は預金保険制度(ペイオフ)の対象になっているため、万一、金融機関が破綻してしまった場合でも預金者1人当たり1000万円までの元本と破綻日までの利息が保護されています。
また、いったん預けてしまえば管理に手間もかからず、国際情勢の変化にも左右されません。普通預金に比べて金利も高く、投資商品と併用することで資産運用におけるリスクも抑えられるでしょう。
安全・着実にお金を増やしていけますので、ぜひ資産運用の1つに取り入れてみてくださいね。