今回は、配偶者から離婚を切り出された場合の対応策について、解説していきます。
<目次>
妻がとるべき最初の対応は?
別れてくれ、と突然言われて、冷静に対応できる人はめったにいません。相手を責めてしまう人もいれば、逆にショックを受けて萎縮してしまう人もいます。口喧嘩をエスカレートさせるなど深みにハマる前に、まずは原因を探りましょう。原因が明確であれば改善できますが、分からないと苦しみは増す一方です。
夫が離婚を切り出してきた理由
突然思い立ったから、ということはなく、そこには2つの理由があるでしょう。1つは積もりに積もった妻への不満。感謝もされない、家に帰っても居場所がない、それなら早く別れて次の人生に行こう、という男性が今増えています。
もう1つは新しい出会い。最近は、職場や趣味の会など出会いの場も多く、LINEやメールで連絡もとれます。浮気が容易にできる時代なのです。ただ、その場合も浮気を隠して、妻への不満を離婚理由にする男性は多いでしょう。
まず直してみる。自分のために
原因がわかったら、夫の不満を解消するための行動に移りましょう。その時は、期待以上の行動を示すことが効果的です。100%ではなく120%尽くしてみる。それでやり直せた人もいっぱい見てきました。尽くしてみることで、これだけはやった!という自信も湧いてきます。その自信はたとえ離婚になったとしても、その後の生活に役立つものなのです。
猶予期間は3年から5年
120%やってみて、それでも離婚になった場合は、条件を決めて新たな生活を始めましょう。妻が離婚したくないと言えば、すぐに離婚はできません。たとえ夫が家を出て行ったとしても、離婚までに3年から5年の猶予期間はあるでしょう。その間に、精神的、経済的な自立を目指します。 若ければ働いてまたお金を作っていけばいいし、熟年だったら年金や預貯金、家などを整理し、離婚後の生活設計をたてます。親やきょうだい、子どもたちと連携し、離婚後の生活をシミュレーションしてみるのもいいでしょう。
離婚するにしてもしないにしても、夫から離婚を切り出されたら、自分が後悔しないように行動することが大切です。
>関連動画を見る