Q:加給年金の特別加算とは何ですか? いくらもらえるのでしょうか?
「加給年金の特別加算とは何のことですか? いくらもらえるのでしょうか?」(50代・女性)
加給年金の特別加算って何?(画像出典:PIXTA)
A:加給年金の特別加算とは、加給年金が支給される人の生年月日によって、配偶者の加給年金に上乗せされるものです。生年月日に応じて、3万5400円から17万6600円(令和7年4月から)が加算されます
加給年金とは、厚生年金保険に加入していた期間(厚生年金の被保険者期間)が20年以上ある人が、65歳になった時点で、その人に生計を維持されている配偶者または子がいるときに老齢厚生年金に加算されます。そのため、加給年金は、よく「年金版の家族手当」と言われています。加給年金には、加給年金が支給される人の生年月日によって、配偶者の加給年金に「特別加算」がつきます。配偶者加給年金額の特別加算額は、次の通り3万5400円から17万6600円支給されます(令和7年4月から)。

配偶者加給年金額の特別加算額(令和7年4月から)/出典:日本年金機構
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監修・文/深川 弘恵(ファイナンシャルプランナー)