成城石井初! 最大62品がそろう「成城石井流 韓国グルメフェア」
そうした韓国の食を楽しめるのが、成城石井で初の試みとなる「成城石井流 韓国グルメフェア」。現地の味を日本でも楽しんでもらいたいと、セントラルキッチンの料理人とバイヤーの若手チームが1月に韓国・ソウルを訪れ、屋台や飲食店、スーパーマーケット、カフェ、百貨店など3日間で約30カ所、100品の韓国の食を視察し、商品開発にいかしたそう。5月末までの開催で、期間中は自家製惣菜やデザートなど最大62品(うち新商品38品)がラインアップ。今回はそのうちおすすめのスイーツ3品を紹介します。
1. 成城石井自家製 ドバイチョコ風ケーキ
1品目は、「成城石井自家製 ドバイチョコ風ケーキ」(税込647円)。昨年、韓国で大ブームとなったという「ドバイチョコ」をケーキにアレンジした商品です。「ドバイチョコ」とは、チョコレートの中にピスタチオとカダイフ(トルコをはじめ中東で使われている小麦を主原料とした細い麺状の生地)が入ったもので、カダイフのパリパリとした食感が特徴。韓国での現地視察では、パンやアイスクリームのフレーバーとして「ドバイチョコ」を使用する例も見られたそうです。
ひと手間かけた「カダイフ」で本格的なデザートに
こちらの「成城石井自家製 ドバイチョコ風ケーキ」は、チョコパウンド生地、ピスタチオチョコ生地、カダイフ、コーティングチョコレートという構成。カダイフのパリパリ感をいかすため、セントラルキッチンで細かく砕いてバターと絡めてからローストし、ホワイトチョコでコーティングするという手間を加えています。パイやフィアンティーヌとも違う、カダイフの固めの食感と香ばしい風味が個性的!
異国のお菓子感たっぷり!
ピスタチオチョコ生地は単体で食べると風味がマイルドですが、ビターなチョコレートと合わさると一気に香りが広がります。全体的に重厚感があり、生地の乾いた感じやチョコのオイリーな口どけにも異国のお菓子っぽいテイストを感じました。2. 成城石井自家製 バターリッチバー
2品目は、「成城石井自家製 バターリッチバー」(税込431円)。現地視察の際、トレンドスイーツが集まる百貨店で出会ったという「バターバー」をアレンジした商品です。韓国の「バターバー」は、しっとりしたバターケーキとザクザクのタルト生地が2層になったお菓子。そこを成城石井では、塩バニラクッキー生地、バター生地、アーモンドシュトロイゼル生地(そぼろ状のクッキー生地)の3層仕立てにしています。
しっとり濃厚なバター生地が主役
ザクッとしたクッキー生地にはさまれたバター生地は、しっとりとした口どけ。バターのうまみがじわじわと広がり、そこに塩バニラのほのかな塩気やシュトロイゼルの食感が加わって、濃厚なおいしさを楽しめます。3. 成城石井 薄焼きクロッキー
3品目は、「成城石井 薄焼きクロッキー」(税込496円)。日本でも近年話題になった「クロッキー」とは、「クロワッサン」と「クッキー」を組み合わせたスイーツのこと。クロワッサンを薄くプレスしたような見ためや、目の詰まった生地の食感の面白さが魅力です。もはや焼き菓子!? 発酵バター&チョコチップのリッチな味わい
成城石井で以前から人気の「成城石井 薄焼きクロワッサン」を「クロッキー」にアレンジしたのが今回の商品。フランスから自社輸入したクロワッサンに自家製チョコチップクッキー生地をのせて鉄板で薄焼きにし、「鬼ザラ糖」で食感のアクセントを加えています。クロワッサン生地に発酵バターが使われているので、生地そのものが風味豊かでおいしい! そこにチョコチップの甘みやコクが加わると、もはやパンではなくリッチな焼き菓子のよう。筆者は好きな大きさに割ってクッキーのようにいただきましたが、さらに細かく割ってアイスクリームのトッピングにするのもおすすめだそうです。
フェアではここで紹介したスイーツ以外に、麺類やパンチャン(韓国のお惣菜)、お菓子などさまざまな韓国グルメがそろっていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。