ポイント・マイル

手持ちのポイントでお試し投資「ポイント運用」利用者は4割超。一番人気は楽天【MMD研究所調査】

MMD研究所は4月、「2025年ポイント運用・投資に関する調査」の結果を発表しました。これは、18歳~69歳の男女5万3044人を対象に実施したもので、この調査によると、「ポイント運用サービス」の認知率は75.7%、利用率は41.5%にのぼることが分かりました。

執筆者:All About 編集部

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ポイント運用、みんなはもうはじめてる?

ポイント運用、みんなはもうはじめてる?

MMD研究所は4月、「2025年ポイント運用・投資に関する調査」の結果を発表しました。これは、18~69歳の男女5万3044人を対象に実施したもので、この調査によると、「ポイント運用サービス」の認知率は75.7%、利用率は41.5%にのぼることが分かりました。

ポイント運用とは、証券口座を開設せずに、相場の動きに合わせてポイント残高が増減する仕組みで、いわば投資の疑似体験ができるサービスです。実際に投資するわけではないため、「投資は初めて」「ちょっと不安」という人でも始めやすいのが魅力です。

利用サービスは「楽天ポイント運用」が最多

ポイント運用サービスを利用する人のうち、56.8%が「楽天ポイント運用」を利用しており、最も高い割合を占めました(複数回答可)。次いで「PayPayポイント運用」が37.2%と続いており、大手のポイントサービスを中心に人気が集まっていることがうかがえます。
ポイント運用で利用しているサービス(画像出典:MMD研究所)

ポイント運用で利用しているサービス(画像出典:MMD研究所)

また、対象者600人にサービスの利用を始めた時期を問う質問では、「2024年」が最も多く20.0%でした。例えば、楽天ポイント運用は2018年、PayPayポイント運用は2020年にサービスを開始しており、最近になって利用者が拡大している傾向が見られます。

利用のきっかけは「ポイントを増やしたかったから」

同様に、利用するきっかけを問う質問(複数回答可)で最も多かった回答は、「ポイントを増やしたかったから」(33.7%)。次いで「貯めたポイントの使い道が他になかったから」が16.3%、「ポイントの有効期限があったから」が12.7%でした。

普段の買い物やサービス利用でたまったポイントを、“使う”のではなく“増やす”という感覚で活用する人が増えているようです。また、利用者の57.0%が「継続したい」「やや継続したい」と回答しており、ある程度の満足感と今後への期待もうかがえます。

ポイント運用は「投資の疑似体験」として使われる一方で、ポイントの有効活用法としても定着し始めており、今後さらに利用が広がりそうです。

■調査概要
「2025年ポイント運用・投資に関する調査」
調査期間:2025年4月4日~4月7日
調査方法:インターネット調査
有効回答数:予備調査は5万3044人、本調査は900人

出典:「ポイント運用サービスの認知は75.7%、利用は41.5% ポイント投資サービスの認知は66.8%、利用は18.4%」MMD研究所
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