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入浴の基本マナーを知らないと……
日本の入浴ルールを知らない「外国人あるある」。宿泊施設などでルールの周知に取り組んではいても、非常識行動が目立つのが現状のようです。「大浴場でかけ湯せずに湯船に浸かる(40代女性/大阪府)」
「泡がついたまま浴槽に入っていった(30代未回答/千葉県)」
大浴場の入り方だけでもさまざまなマナー違反が。ルールを知らないのだから仕方ないと思っても気持ちのよいものではありませんね。「服のまま温泉に浸かっていた(30代女性/京都府)」
大浴場で泳ぐ外国人も多数目撃されています。プールと同じ感覚なのかもしれません。「子連れの観光客が、子どもをプールのように泳がせていて驚きました(30代女性/埼玉県)」
土足厳禁の場所、館内スリッパならOKの場所と、日本の履物文化は外国人から見たら確かにややこしいかもしれません。「大浴場の脱衣場にスリッパのまま入っている外国人はよく見ます(50代女性/神奈川県)」
浴場内に携帯電話を持ち込むのは、明らかに非常識な行為。文化の違いによるものとは言えないかもしれません。「大浴場にも携帯を持ってきて写真を撮っている人がいた(20代女性/神奈川県)」
お風呂のタオル問題
入浴時に使用するバスタオルやフェイスタオルなどの使い方にとまどうことも。「温泉で湯船にタオルをつける(40代女性/大阪府)」
湯船にタオルを入れたり、バスタオルを巻いて入浴する人は多数目撃されていました。また、浴場ではなく室内で使ったらしいタオルに関する目撃談も寄せられています。「タオルを巻いたまま入浴(30代女性/奈良県)」
従業員がノックして事情を聞いたところ、どこに置けばいいのか分からずドアの外に投げ置いたとのこと。使用済みバスタオルの置き場所は、室内のバスタブに入れる、バスマットの上に置くなど色々な説があり、日本人でも迷うことの1つかもしれません。「ドアの前に濡れた使用済みのバスタオルが投げ捨てられていた(30代男性/岡山県)」
そこは温泉ではありません
なかにはこんなところにまで入る人もいました。「川が見える露天風呂に入っていた観光客が何故か川の中にも入っていってびっくりしました(40代女性/静岡県)」
川と一体化した野趣あふれる露天風呂だったのでしょう。フィンランドでは、サウナに入ったあとに湖や川に飛び込みますので、もしかしたらそんなふうに考えてしまったのでしょうか? もしや、外国人にとって足湯は、足だけ温泉に入るという感覚ではなく、「池に足をつける」という感覚なのでしょうか?「外国人観光客が、鯉を飼っている池で足湯をしていた(50代男性/東京都)」
温泉風情が台無しに
非日常を求めて出かけた温泉旅館で、気になる行動をする外国人を見かけると、我に返ってしまって、ちょっと残念な気持ちになることもあるかもしれません。街中でも地べたに座り込む外国人旅行者が多数目撃されていますが、裸の脱衣所でも同様の光景が繰り広げられていました。「温泉で、脱衣場の床に裸のまま座って話していること(40代女性/新潟県)」
浴場内では話し声が響くため、音量は控えめにしていただきたいところ。特に露天風呂では風情を楽しみつつ静かに過ごしたい気持ちも分かります。「公共の風呂場では静かにしてほしい。響いて音響倍増して地獄。露天風呂は静かに入りたいのにうるさい(50代女性/東京都)」
いかがでしたか。日本の入浴マナーを事前に調べ、ルールに従う外国人旅行者ももちろんたくさんいますが、驚きの行動を目撃することもまだまだあるようです。
>>>【グラフ】ホテルや旅館などの宿泊施設で驚いた経験がある人は何%?