「いつの間にか価格が上がり、買うのをためらうようになった」そんな経験があるのではないでしょうか。
インフレによって、私たちの消費スタイルはどのように変化しているのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、物価高騰の影響で買わなくなったものについて、神奈川県在住42歳女性のケースを具体的に紹介します。
回答者プロフィール

同居家族構成:本人、夫(45歳)、息子(12歳)、娘(9歳)
居住地:神奈川県
雇用形態:パート・アルバイト
世帯年収:本人200万円、夫1300万円
世帯金融資産:預貯金3000万円、リスク資産100万円
「ペーパータオルをやめました」
昨今のインフレで生活に影響があるかとの問いに、「あまり影響を受けていない」と回答した投稿者。とはいえ物価の高騰により買わなくなったものについて尋ねると「使い捨てのペーパータオル」と回答。
具体的には「コストコのペーパータオルを4000円程度で毎回1つ、年に3回ほどネットオーダーしていました。一瞬で捨てるものにお金をかけるのはばかばかしいし、チラシなどの裏紙で補填できるため完全に購入しなくなりました」とあります。
今後の可能性として「半分の量、6ロールで1000円なら」再度購入を検討するそうですが、「もうどのペーパータオルであっても購入することはないと思います。裏紙以外にもティッシュやトイレットペーパーでも代用できます」とインフレを機に生活スタイルを見直したことがうかがえます。
「4個パック99円で買える納豆は栄養価も高く助かる」
まだ購入を続けているが、これ以上高くなると困るものはあるか、との問いに投稿者は「フェイスマスク」と回答。「週3~4日、激安のフェイスマスク、56枚入り3500円程度のものを使っていますが、これが同じ枚数で1万円になった時には買いません」とのことです。
反対に、いまだに安くて助かっているものについては「納豆。家族みんな大好きで、ほぼ毎日朝ごはんで食べる納豆は、4個パック税別99円で買えて栄養価も満足度も高く助かっています」とコメントされています。
「外食する機会がほぼなくなった」
「どこまで物価上昇が続くのかが不安でたまりません」という投稿者。ただ値上げについては「今の状況を考えれば全てが仕方ないと思います。特に輸入肉は値上がりしたとはいえ、国産より安く味もほぼ変わらないので」と一定の理解を示します。
インフレから家計を守るには「まずは無駄なことに支払い続けていないか見直すこと」が大事と言い、「今までも少なかったけど外食がほぼなくなり、ガソリン代が上がったため、なるべく移動距離の少ない場所で働くようになった」そう。
最後に「光熱費の上昇をどうやって抑えているか」まわりの方に聞いてみたいと投げ掛けられていました。
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