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新たな乗り物!?
国内ではあまり見かけませんが、アジアを中心に人気だという奇妙な“乗り物”。外国人旅行者による持ち込み、使用が問題になっています。空港ロビーなどで、モーター付きの「電動スーツケース」にまたがり移動する外国人旅行者を目撃したことがある人もいるかもしれません。電動スーツケースは、転んだり事故につながったりするとして2024年には摘発例も。日本の道路交通法上は「原動機付き自転車」に区分されるため、ナンバープレートをつけずに無免許で公道を走れば違反に。また一部の国内空港でも「走行禁止」が明示されています。ルールを知らない旅行者が多く、周知が必要です。「観光客の子どもが、電動スーツケースに乗っていたのを見た(50代男性/福島県)」
音声通話にとどまらず……
交通機関で遭遇した外国人旅行者の行動で、もっとも驚いたとの声が多かったのが「大きな音」に関する話題。話し声が大きいだけでなく、日本人には考えられない行動もしばしば見られるようです。「電車に乗っているときに、普通に悪気もなくテレビ電話をしている姿に驚きました(20代女性/埼玉県)」
「音声付き動画をイヤホンなしで見ていたこと(20代女性/東京都)」
日本では、移動中のバスや電車、新幹線の車内では通話は控えるのが基本マナー。ですが、外国人旅行者にとっては事情が異なり、音声通話だけでなくビデオ通話もよく見かける光景のようです。さらには、音を出したままの動画視聴や、なかにはライブ配信を始める人も。特に動画撮影については、文化の違いではすまない、トラブルに発展しかねない事例といえそうです。「電車の中でライブ配信をしていた(20代女性/埼玉県)」
地下鉄車内の床に座り込んでいた親子
外国人旅行者によく見られる行動の一つが「地べたに座り込む」。電車内の床に座り込んで話をしたり、お弁当を食べたりする人もいるそう。なかには、こんな人も。狭い地下鉄車内の床で、ミニカーで遊ぶ親子。迷惑行為であることは間違いありませんが、ほほえましさも感じられるエピソード。きっと楽しく遊んでいたのでしょう。「東京メトロの床に座って、外国人の親子がミニカーで遊んでいた(20代女性/東京都)」
電車内が“ほっこり温泉”に?
濡れたタオルを乾かしたい気持ちは分かるのですが……。最後はほっこり(?)するエピソード。温泉帰りと思われる外国人旅行者グループが、温泉タオルを電車内の上部にある棚に吊るしていたというもの。公共の場であるにもかかわらず旅館の室内にいるかのような行動には驚かされますが、その光景を想像するとちょっぴり笑えます。ちなみに旅行者たちはのれんのように下がったタオルの下で熟睡していたそうです。「温泉タオルを電車の棚にハングしていた。5人くらいが一列にハングしていてのれんのようになっていた(40代女性/東京都)」
いかがでしたか。「郷に入っては郷に従え」は英語にもあることわざのはず。ですが、どこまでもマイペースな外国人旅行者たちに私たち日本人は翻弄されているようです。
<参考>
・「『外国人使用がほとんど』電動スーツケース、公道走り初摘発 関係者は『懸念が現実に』」(産経新聞)
>>>【グラフを見る】電車・バス・飛行機のなかで驚いた経験がある人は何%?