年金・老後のお金クリニック

1968年12月生まれの56歳です。年金は65歳までに40年間480回まで積み立てれば、いつからもらえますか?

老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。そんな年金初心者の方の疑問に回答します。今回は、年金の支給開始時期について説明します。年金についての質問がある人はコメント欄に書き込みをお願いします。

執筆者:All About 編集部

  • Comment Page Icon
老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。そんな年金初心者の方の疑問に回答します。今回は、年金の支給開始時期について説明します。年金についての質問がある人はコメント欄に書き込みをお願いします。

Q:1968年12月生まれです。65歳までに年金保険料を40年間支払うと、年金はいつからもらえますか?

「1968年12月生まれの56歳です。年金は65歳までに40年間480回まで積み立てれば、いつからもらえますか?」(おじさん56)
年金はいつから受給できるのでしょうか?

年金はいつから受給できるのでしょうか?

A:『老齢基礎年金』も『老齢厚生年金』も原則65歳からもらえます

老齢年金(老齢基礎年金と老齢厚生年金)をもらうためには受給要件があります。日本の公的年金では、全ての人が支給対象となる『老齢基礎年金』と、厚生年金に加入した人がもらえる『老齢厚生年金』とがあります。

『老齢基礎年金』も『老齢厚生年金』も、受給資格期間が10年以上ある場合に、原則65歳からもらえます。

『老齢厚生年金』は、厚生年金の加入期間がある人が、『老齢基礎年金』に上乗せされてもらえる年金です。厚生年金に加入した期間が1カ月もない人は、『老齢厚生年金』はもらえません。

受給資格期間は、国民年金だけでなく、厚生年金、共済組合の加入期間も全て含まれます。また、年金額には反映されない合算対象期間や保険料が免除された期間も、受給資格期間になります。

通常、老齢年金は65歳からの受給になりますが、60歳から受給を開始する繰上げ受給や、66歳~75歳までの間で希望するタイミングで繰り下げて受給できる制度もあります。

※年金プチ相談コーナーに取り上げてほしい質問がある人はこちらから応募するか、コメント欄への書き込みをお願いします。

監修・文/深川 弘恵(ファイナンシャルプランナー)
【編集部からのお知らせ】
・「家計」について、アンケート(2025/3/31まで)を実施中です!

※抽選で30名にAmazonギフト券1000円分プレゼント
※謝礼付きの限定アンケートやモニター企画に参加が可能になります
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます