Q:昭和37年生まれの女性。特別支給の老齢厚生年金と失業保険、両方をもらいたいのですがどうすればいいですか?
「昭和37年生まれの女性。2025年に誕生日を迎えた後、特別支給の老齢厚生年金を支給できると思いますが。ちょうどその時期に現在の会社を退職する予定でいます。再就職までの間は失業保険ももらいたいのですが、両方をもらうにはどのようにすればよいでしょうか」(ドキドキっ子)
特別支給の老齢厚生年金と基本手当(失業給付)を一緒にもらいたい
A:特別支給の老齢厚生年金と、失業保険(雇用保険の基本手当(失業給付))は一緒にもらえません
特別支給の老齢厚生年金と、失業保険(雇用保険の基本手当(失業給付))は一緒にもらえません。ハローワークで求職の申込み手続きをした月の翌月から、失業給付の受給期間が経過した日の属する月(または所定給付日数を受け終わった日の属する月)まで、年金が全額支給停止されます。
求職の申込みをした後で、何らかの理由で失業保険(雇用保険の基本手当(失業給付))を受給しない月がある場合、その月分の年金については3カ月程度後に支給されます。
また、失業保険(雇用保険の基本手当(失業給付))の受給期間が完了した後の年金の支払い開始は3カ月程度後になります。
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監修・文/深川 弘恵(ファイナンシャルプランナー)