はじめての横浜を存分に楽しもう!
2009年、横浜では4月末から開国博Y150がはじまり、初めて横浜を訪れる方が急増するのではないでしょうか。今回は「初めて横浜を訪れる」という方に、横浜の主な観光スポットと初めての横浜の歩き方をご案内します。横浜ベイエリアの代名詞・みなとみらい21地区 |
横浜とは、どんな街?
横浜は、神奈川県の東部に位置する県内最大の都市で、全18区で成り立っています。横浜といえば港をイメージされる方が多いように、観光の中心にあたるのは中区と西区の“ベイエリア”です。みなとみらい21地区、横浜中華街、山下公園、横浜赤レンガ倉庫、山手西洋館、関内・馬車道など、見どころがたくさんあります。ベイエリアの観光スポットの特徴を、簡単にご紹介します。
■みなとみらい21地区
みなとみらいのシンボル・横浜ランドマークタワー |
■横浜中華街
大通りにある善隣門 |
■山下公園周辺
ホテルニューグランドから山下公園を望む |
■関内・馬車道
開港当時、外国人居留地として定めた「関内(=関門の内側)」という言葉が今も残っています。明治時代から多くの人々が行き交い、日本大通りや馬車道などの道路も整備され、発展していました。そのため、神奈川県立歴史博物館や横浜三塔(横浜市開港記念会館、横浜税関、神奈川県庁本庁舎)などの歴史的建造物が多く現存します。レトロな雰囲気が残るエリアです。
関内エリアに点在する横浜三塔。左から横浜市開港記念会館、横浜税関、神奈川県庁本庁舎 |
異国情緒あふれる元町ショッピングストリート |
■山手
山手西洋館のひとつ・ブラフ18番館。入館無料で見学できます |
ベイエリア以外の観光スポット
ベイエリア以外にも、見どころはたくさん。三溪園や新横浜ラーメン博物館、横浜・八景島シーパラダイス、三井アウトレットパーク 横浜ベイサイド、よこはま動物園ズーラシアなど、さまざまなスポットがあります。はじめての横浜の楽しみ方
人気観光スポットのひとつ・横浜赤レンガ倉庫 |
例えば、午前中はランドマークタワーの展望台に上がり、元町でショッピングを楽しんでから、お昼はラー博でラーメン、午後はシーパラで遊んで、夜は横浜中華街で食事──このようなスケジュールを実現するのは難しいと思います。実現できたとしても、それぞれを楽しむことはできないでしょう。
「横浜は初めてなのでわからない」という方こそ、しっかり下調べをして、何が見たいか、どこへ行きたいか、どんなものが食べたいかを、明確に決めておいた方がベターです。
1.横浜中心部の地図を入手する
「みなとみらいは結構広い」「中華街と元町は案外近い」など、地図を眺めることで見えてくることがあるはず。駅から観光スポットまでどのくらいあるか、観光スポット同士はどのくらい離れているか、といった具合に、だいたいの距離感も把握できます。「このくらいなら歩けそう」「周遊バスを利用しよう」など、移動手段やスケジュールが浮かんでくることでしょう。
2.行きたいスポットまでのルートとアクセスを調べる
行きたいスポットが決まったら、ルートを調べましょう。行く場所によって、JRやみなとみらい線、バス、シーバス(水上バス)など、利用する交通機関も変わってきます。都合の良い交通手段を選んでおけば、移動がスムーズになることと思います。
3.どこで何を食べるか決めておく
平日ならば、行きあたりばったりでも何とかなると思いますが、休日・連休のカフェ・レストランは混雑必至。また、あまりにたくさんのカフェ・レストランがあるので、「どこへ行こうか」と迷うことと思います。あらかじめ、どこで何を食べるか、決めておくことをおすすめします。特に、横浜中華街の人気店は行列しますので、予約ができるお店であれば、予約しておいた方が待ち時間が少なくてすみます。
4.おおまかに1日の予定を立てておく
行きたいスポット間の移動手段や、レストランの場所などを考慮して、おおまかに1日の行動予定を立てておきましょう。とはいえ、「もっと景色が見たい」「ちょっとショッピングを楽しみたい」「カフェでひと休みしたい」など、予定通りにはいかないかもしれません。が、その辺りは臨機応変に、初めての横浜を楽しんでくださいね。
超ビギナーにおすすめ! 観光タクシー、観光バス
スケジューリングするのが難しい! 面倒だ!という横浜ビギナーの方におすすめなのが、観光タクシー、観光バスの利用。乗り継ぎや運行時間などを気にすることなく、スムーズに横浜観光が楽しめます。運転手さんやガイドさんが、スポットの説明もしてくれるので、わかりやすく楽しめることと思います。横浜の滞在時間が短い方にもおすすめです。・市内の交通【観光バス/観光タクシー】(横浜観光コンベンション・ビューロー)
漠然と横浜散策するよりも、下調べをした方が、存分に横浜が満喫できるはず。面倒がらずに、ネットや情報誌で調べてくださいね。「どこへ行こうかな~」と悩むところから、すでに“旅”は始まっているのですから!