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「横浜四大立ち食いそば」を食べ比べ! 天ぷら、とり肉など看板メニューと特徴を紹介

桜木町の川村屋、東神奈川の日栄軒、関内の相州そば、横浜駅西口のきそば 鈴一は「横浜四大立ち食いそば」と呼ばれています。それぞれの看板メニューと特徴を紹介します。

田辺 紫

執筆者:田辺 紫

横浜ガイド

横浜を代表する立ち食いそば店の桜木町「川村屋」東神奈川「日栄軒」関内「相州そば」横浜駅西口「きそば 鈴一」は「横浜四大立ち食いそば」と呼ばれています。

同じ“立ち食いそば店”でも、各店には個性的な味やメニューがあります。「横浜四大立ち食いそば」の看板メニューを食べ比べてみました。
横浜四大立ち食いそばの看板メニューを食べ比べてみた!

横浜四大立ち食いそばの看板メニューを食べ比べてみた! 

【桜木町】川村屋:かつお節の風味が香るスッキリとした「おつゆ」が自慢

2014年、CIAL桜木町開業に合わせて「停車場ビュッフェ」に移転した「川村屋」

2014年、CIAL桜木町開業に合わせて「停車場ビュッフェ」に移転した「川村屋」

4店の中で最も歴史があるのは、JR桜木町駅 南改札脇にあるそば・うどん「川村屋」です。

日本初の鉄道が開業した1872(明治5)年当時は、現在の桜木町駅が「横浜駅」でした。1900(明治33)年、当時の総理大臣・伊藤博文を通じて営業許可を得て、川村屋は初代・横浜駅の食堂として創業します。
JR桜木町駅 南改札を出てすぐのところにも入口がある

JR桜木町駅 南改札を出てすぐのところにも入口がある

最初は西洋食堂で、1969年に店舗を借り増した時、そばの提供を始めたそうです。そして2014年、CIAL桜木町の開業に合わせて現在の「停車場ビュッフェ」に移転しました。店内にはイス席もあるので、座って食べることもできます。
とり肉そば(税込440円)

とり肉そば(税込440円)

「川村屋」は、天然出汁(だし)をぜいたくに使った手作りのおつゆが自慢。濃い見た目とは裏腹に、かつお節の風味が香るスッキリとした味わいに仕上がっています。

一番人気メニューは「とり肉そば・うどん(税込440円)」。入口に「桜木町駅名物 何にしようか迷ったら名物ならハズレ無し!」と掲示されているので、まずはこちらをお試しあれ。

「川村屋」情報
住所:横浜市中区桜木町1
営業時間:7:30~20:15 日・祝 8:30~20:15
定休日:なし ※年末年始は2024年12月30日~2025年1月3日まで休み
公式Webサイト:https://x.com/kawamuraya_soba

【東神奈川】日栄軒:丼をはみ出すほど大きな穴子天が食べられる

JR東神奈川駅の3・4番線ホームにある「日栄軒」

JR東神奈川駅の3・4番線ホームにある「日栄軒」

日栄軒」はJR東神奈川駅の3・4番線ホームにある立ち食いそば店。4店の中で唯一の駅ナカ店です。大正時代の1918年から営業しているということで、そば店としての歴史は「川村屋」よりもあります。
穴子天そば(税込650円)

穴子天そば(税込650円)

「日栄軒」の名物メニューは「穴子天そば(税込650円)」。そばの上には、丼をはみ出すほど大きな穴子天が1本ドーンとのっています。穴子天には刻み柚子が振りかけられており、ワカメとネギがトッピングされています。

20年ほど前に提供を始め、近年、口コミやSNSで話題となり、名物メニューに。「日栄軒」に天ぷら類を卸しているのは「天ぷらいわた」。この穴子天は「日栄軒」にしか卸していないそうです。

そばつゆは宗田鰹(かつお)と鯖(さば)からとった出汁と、砂糖としょう油を煮詰めて1日寝かした「かえし」に、みりんなどを合わせています。味は濃いめの、いわゆる関東風です。

「日栄軒」情報
住所:横浜市神奈川区東神奈川1丁目(JR東神奈川駅改札内)
営業時間:平日6:30~22:10、土曜・祝日6:30~21:30
定休日:日曜

【関内】相州そば 関内本店:ガッツリ食べたい方にピッタリ

1966年創業の相州そば 関内本店

1966年創業の相州そば 関内本店

相州そば」は1966年創業の立ち食いそば店。関内本店は関内駅近くの入船通りとベイスターズ通りが交差する場所にあります。4店の中で唯一チェーン展開をしており、関内本店のほか、相鉄線の駅近くに「相州そば」と「相州蕎麦」を出店しています。
げんこつ鶏天そば(税込550円)

げんこつ鶏天そば(税込550円)

券売機はなく、カウンター奥の厨房にいるスタッフの方に口頭で注文するスタイルです。名物メニューは、「げんこつ鶏天そば(税込550円)」。鶏天は長さ15cmほどのモモ肉が使われ、しょう油ベースの下味がついています。他の3店とは違い、天ぷら類は店内で揚げています。

注文時に鶏天を食べやすいようにカットするかどうか聞いてくれます(画像はカットなし)。そばは自家製の生麵を使用。鯖節だけで作ったつゆは、スッキリした甘めの味わいです。

そば・うどんのほか、カレーライスやカツ丼、天丼など、ごはんものも充実。そば・うどんとごはんものを組み合わせたセットメニューもあるので、ガッツリ食べたい方におすすめです。

「相州そば 関内本店」情報
住所:横浜市中区住吉町1-8
営業時間:7:00~22:00
定休日:日曜
公式Webサイト:https://sosyu-soba.com/

【横浜駅西口】きそば 鈴一:コスパだけでなくタイパにも優れている!

1971年創業の「きそば 鈴一」

1971年創業の「きそば 鈴一」

きそば 鈴一」は1971年創業で、横浜駅西口の相鉄線改札口の前にあります。同店の特徴は、コスパだけでなくタイパにも優れていること。湯せんだけすればいいように袋詰めされた茹で麺を使用しているため、食券を出せば10数秒でそばが出てきます。
天ぷらそば(460円)

天ぷらそば(460円)

つゆの温度もちょうどいい温かさなので、すぐに食べ始めることができます。横浜駅で手早く食事を済ませたい時にはおすすめです。

かつお出汁ベースのつゆは甘めでしっかりした風味。つゆは業務提携しているシマダヤが製造したタレを、店内でとった出汁で割っているそうです。天ぷらは「川村屋」「日栄軒」同様、「天ぷらいわた」から仕入れたものを使用しています。
天ぷらきしめん(460円)

天ぷらきしめん(460円)

そば・うどんだけでなく、きしめんを選択できるのが他の3店にはない大きな特徴といえます。

「きそば 鈴一」情報
住所:横浜市西区南幸1-11-1
営業時間:7:00~21:00
定休日:第1、第3日曜

おつゆにこだわりのある方は「川村屋」、他店にはないトッピングを楽しむなら「日栄軒」と「相州そば」、横浜駅で急いで食べたい場合は「きそば 鈴一」がおすすめです。「横浜四大立ち食いそば」の食べ比べを楽しんでみてください。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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