現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、神奈川県在住65歳男性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール
回答者本人：65歳男性
同居家族構成：本人、妻（64歳）、娘
居住地：神奈川県
リタイア前の雇用形態：正社員
リタイア前の年収：1800万円
現在の資産：預貯金400万円、リスク資産1億円
現役時代に加入していた公的年金の種類と加入年数：厚生年金37年
現在受給している年金額（月額）
老齢基礎年金（国民年金）：6万円老齢厚生年金（厚生年金）：18万5000円
障害基礎年金や障害厚生年金（障害年金）：なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金（遺族年金）：なし
その他（企業年金や個人年金保険など）：企業年金25万円、個人年金保険5万3000円
配偶者の年金や収入：老齢基礎年金25万円（年額・繰り上げ受給）
「年金で生活費が十分に賄える」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足している」と回答した今回の投稿者。その理由として「来年からアメリカの年金も加わり、生活費が十分に賄える」と語っています。
ひと月の支出は約「37万円」。私的年金の備えもあるため、年金だけで「毎月賄えている」と回答されています。
「家賃収入と株の配当は毎年増収が見込める」
リタイア後も仕事を続けていて、年金以外に年間で「幼児教育の自営業が約10万円と副業の通訳案内が約80万円くらい」の収入があるそう。さらには「年間で家賃収入が200万円、株の配当が180万円。この2件は毎年増収が見込める」とのこと。
年金生活においては「節約はあまり考えない」とゆとりのある暮らしを送られている様子です。
「お金を楽しく使っていく段階に入った」
現役時代にもっとこうしておけばよかったことがあるか、との問いには「もっと早くから株による運用を始めていれば遥かに大きな金融資産ができていたと思う」と振り返ります。生活の不安については「特になし。今はお金を楽しく使っていく段階に入ったと考える」とコメント。
現在は「毎日ランチは外食で、予算をあまり考えずに好きなものを食べる。友人との会食も高級レストランで楽しむ。来年からは毎年海外に出かける計画」と優雅な生活を謳歌されているようでした。
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