首都圏からはかなりの距離があり(関越自動車道・練馬IC~藤岡JCT~上信越自動車道・長野IC経由で約260キロ)、車で向かうのはかなりこたえます。また、列車でも乗り換えがある上、バスやタクシーを乗り継ぐ必要があり、二の足を踏んでしまいがち。しかし、新宿駅から高速バスと路線バスを乗り継げば、眠っている間にラクラク到着できます! アルピコ交通
白馬のひとり旅におすすめのホテル
バスタ新宿(新宿高速バスターミナル)から「新宿・白馬線」で約5時間13分、白馬八方バスターミナルで白馬乗鞍行き路線バスに乗り換えて約32分。約5時間45分という長旅にはなりますが、路線バスの終点から徒歩すぐの場所に、ひとり旅の拠点におすすめのホテルがあります。 目の前に広大なゲレンデを持ち、ウィンターシーズンにはスキーヤーやスノーボーダーでにぎわう「白馬アルプスホテル」。 ひとり旅で訪れるなら、夏休みシーズンが過ぎた秋の静かな時期に、「スタンダードツイン」に宿泊するのがおすすめ。ひとりでのんびり過ごすには十分なサイズで、快適なベッドやソファでゆっくりと寛げるはず。さらにわんちゃんと泊まれるドッグフレンドリールームもチョイスできます。愛犬と一緒に泊まれるのもうれしいですね! こちらのホテル、2024年7月に装いも新たにリフレッシュオープン。雄大な山麓にウッドデッキとテーブルが設けられたので、ピクニックバスケットに朝食を詰めて出かければ、爽やかな高原の空気に包まれた朝食が味わえます。また気象条件がよければ、空飛ぶレストラン「Breakfast in the sky」も楽しめます。 冬季は白銀のゲレンデとなる芝生の斜面には、「白馬乗鞍ゲレンデ牧場」がオープン。約4万平方メートル、外周約1.3キロの放牧範囲では、牛や羊が牧草を食(は)んだり、寝そべったり。有料でエサも用意されているので、エサやり体験もできます。 こうしてストレスのない環境ですくすく育った牛から搾ったジャージー牛乳や子羊を使った料理は、ホテルのバイキングで順次提供される予定です。ディナーでは子羊のローストが提供されることも
リフレッシュできる6つのアクティビティ施設
また2024年8月には、オールシーズン水着着用で楽しめる温浴施設「白馬乗鞍アクアオアシス」もオープン。宿泊者なら雄大な山々とゲレンデが迫る屋外プールや屋外ジェットバスをはじめ、雨の日も安心の屋内エリアを含めて6種類のアクティビティ施設を無料で利用できます。屋外プールも屋外ジェットバスも通年水着着用で利用できるので、夏は暑い日差しを浴びた後のクールダウンに、冬はスキーやスノーボードを楽しんだ後、冷え切った体を温めるのにもよさそう。
「白馬乗鞍アクアオアシス」の屋外プールと屋外jジェットバスは通年利用可能
・住所:長野県北安曇郡小谷村千国乙12851
・TEL:0261-82-2811
・Breakfast in the sky実施期間・時間:~2024年11月30日の土・日・月曜日(予定)※天候により実施 7:00~8:30
・朝食BOX料金:大人1人2200円(宿泊客限定、小学生以下無料。プランに朝食代が含まれている場合は追加料金なし)※リフト代は別途2000円(小学生1500円、未就学児無料)
・白馬アクアオアシス(プール/クアハウス/大浴場)営業時間・料金:9:00~20:00 ※ビジター最終入場は19:00(ホテルフロントにて直接受付)、入場料:宿泊者無料 ※ビジターは大人4000円(中学生以上)、子供2000円(小学生以上)
・アースバッグサウナ営業時間:15:00~20:00まで(最終入場19:00)、定員数5名
※空き状況に応じて、随時入場可。事前予約不要 ※利用制限時間なし ※15歳以下は利用不可
・交通アクセス:バスタ新宿から高速バス「新宿-白馬線」で約5時間13分、白馬八方BT下車、白馬乗鞍行きバスに乗り換えて約32分、終点下車すぐ
のんびり自然さんぽに出かけよう
ホテルを拠点にして白馬エリアの秋を楽しむなら、自然さんぽがおすすめ。前回ご紹介した「栂池自然園」や「八方尾根自然研究路」のほか、新潟の糸魚川と長野の塩尻を結ぶ「塩の道」(千国街道)のトレッキングも気持ちがいいですよ。 「塩の道」とはその昔、塩や海産物を内陸に運ぶために使われた古い街道のこと。今では舗装されてしまった道が大半ですが、小谷村内には昔の面影を残す道が整備され、現存しています。村内のモデルコースが複数紹介されているので、体力・経験にあわせてチャレンジしてみては?ホテル内に窓口を設ける「小谷旅企画」主催のガイド付きツアーも各種用意されているので、問い合わせてみるのもいいでしょう。ホテル宿泊者なら割引価格で参加できるコースもあります。
小谷旅企画
・住所:長野県北安曇郡小谷村千国乙12851(白馬アルプスホテル内)
・TEL:0261-71-7111