「1000万円を1年間預け入れるのに適した定期預金」を提供している銀行を4つ、ピックアップしてみました
All Aboutのマネー編集部では最新の情報をもとに、さまざまな金融機関の商品を調査しています。今回は、その中でも「金利の高い定期預金」を提供している銀行をご紹介していきます(金利は2024年9月24日時点)。
定期預金とは
定期預金とは、あらかじめ預入期間の決まっている預金商品です。満期日まで基本的に引き出しができない点がデメリットではありますが、出し入れ自由の普通預金に比べて金利は高めに設定されます。また預金保険制度(ペイオフ)の対象になっているため、万一、金融機関が破たんしてしまった場合でも預金者1人あたり1000万円までの元本と破たん日までの利息が保護されます。そのため、手持ち資金を着実に育てていくのに適した金融商品と言えるでしょう。
そんな定期預金の中でも、今回は「1000万円を1年間預け入れるのに適した定期預金」を提供している銀行を4つ、ピックアップしてみました。
1000万円を1年間預け入れるなら?おすすめの銀行4つ
2024年9月24日時点の金利をもとに比較したところ、以下の4行が金利の高い定期預金を提供していました。 ①あおぞら銀行●商品名:円定期預金 BANK The 定期【BANK口座限定】
●金利:0.45%
●預入期間:1年
●預入金額:50万円以上1円単位
②東京スター銀行
●商品名:スターワン円定期預金プラス
●金利:0.40%
●預入期間:1年
●預入金額:<インターネット限定>50万円以上1円単位/<店頭・テレホンバンク限定>300万円以上1円単位
※インターネット限定で新規口座開設の場合は「新規口座開設優遇プラン」が適用され、年0.55%の金利となります(預入金額50万円以上)。
③UI銀行
●商品名:大口定期預金
●金利:0.35%
●預入期間:1年
●預入金額:1000万円以上1円単位
④香川銀行 セルフうどん支店
●商品名:金利トッピング定期預金
●金利:0.35%
●預入期間:1年
●預入金額:300万円以上1円単位
定期預金を途中で解約すると?
満期を待たずに中途解約する場合、預け入れた時の金利ではなく、中途解約利率が適用されることになります。解約の取り扱いは銀行ごとに異なりますので、事前に確認することが大切です。定期預金を利用する時は、中途解約する必要がないよう預入期間や金額を検討し、すぐ使う予定のないお金だけを預け入れるようにしましょう。また、繰り返しになりますが、1000万円以上を1つの金融機関に預けている場合は、万一金融機関が破たんしてしまうと、1人あたり1000万円までの元本と破たん日までの利息しか保護されません。1000万円以上を預けたい場合は、他の金融機関にも預けるなど、資産の分散をしておくと安心です。