白馬岩岳マウンテンリゾート
スノーリゾートとして長く親しまれてきた「岩岳スキー場」が、オールシーズン型リゾートを目指して進化を遂げた、日本における先駆的山岳リゾート。山麓駅からゴンドラリフトに乗車すること約8分、標高1289mの山頂へ到達。見晴らしの良い広大な敷地内には、絶景ポイントが複数あります。特におすすめのスポットは次の4つ!1. HAKUBA MOUNTAIN HARBOR
エリアの先陣を切って2018年秋に誕生した、山頂の絶景カフェ&テラス。目の前に広がるのは標高差2200mの北アルプスの山々。夏は緑濃い岩岳山頂の彼方に「唐松沢雪渓」の残る北アルプスが。例年10月上旬頃には、山頂の冠雪と山の中腹の紅葉、麓の樹木の緑が織りなす「三段紅葉」が見事です。テラスの先端は北アルプスに向かって迫り出し、記念撮影にうってつけのスペースになっています。 見晴らしのいいウッドテラスでは、「THE CITY BAKERY」の白馬豚のクロワッサンサンドとコーヒーや白馬ビールでくつろぎたいもの。夏季限定メニューとして「CBクッキーシェイク チョコミント」(~2024年9月18日)など清涼感あふれる限定メニューも用意されています。2. ヤッホー! スウィング presented by にゃんこ大戦争
「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」のすぐ脇に設けられた絶景ブランコ。雄大な北アルプスに向かって体ごと飛び込んで行くかのような迫力を体感できます。「アルプスの少女ハイジ」のテーマソングに合わせて、約2分間、思いっ切り足で漕ぎ出せば、自然と「ヤッホー!」と叫んでしまいそう。・料金:1回500円 ※身長110cm以上、体重100kg未満
3. 白馬ジャイアントスウィング
こちらは2023年秋にオープンしたばかりの大型絶景ブランコ。山頂エリアから5線サウスリフト、マウンテンカートなどでアクセスできる、標高約1100mの「白馬ヒトトキノモリ」にあります。こちらは国内初の巻き上げ式ブランコなので、年齢や体力に関係なく、誰でもスタートから勢いよく飛び出すことができます。地面から10mの高さがあるので、最大で前方約6mの振り幅が得られ、スタート時のスリルは想像以上! 白馬村の田園風景を眼下に望み、まるで空を飛んでいるかのような浮遊感が楽しめます。
・営業期間:~2024年11月10日 ※冬季休業予定
・営業時間:9:30~16:00(10月6日は12:00~)※チケットがなくなり次第終了
・料金:1回1000円 ※身長110cm以上、体重100kg未満 白馬ジャイアントスウィングのすぐ横には、ティーラテと焼き立てスコーンの専門店「CHAVATY HAKUBA」があり、絶景ブランコの順番待ちの間のお茶にピッタリ。おすすめメニューは「ティーとスコーンのセット」(1500円)。白馬限定クロモジや季節限定など3種のスコーンから好みを2種をチョイス、好みのドリンクをセットにできます。サクサク、しっとりした食感のスコーン生地のおいしさもさることながら、トッピングの塩ホイップバターとハニーナッツ&ドライフルーツがこれまた美味。後を引くおいしさです!
「ティーとスコーンのシグニチャーセット」(1500円)。クロモジスコーン、シーズナルスコーン(取材時はブルーベリー)(+100円)にブルーベリーティーソーダ(+100円。~2024年9月17日提供)をセットに
・営業時間:9:30~16:00(10月6日は12:00~)
4. 絶景アクティビティ
絶景ブランコなどのアトラクションのほか、絶景アクティビティが充実しているのも、白馬岩岳マウンテンリゾートならでは。山頂エリアでは、北アルプスをバックに引き馬やホーストレッキングが体験可能。程よい揺れを感じながら、馬の背の高さから壮大な山景色を仰ぎ見ることができます。山頂から「白馬ヒトトキノモリ」へと下る、マウンテンカートや白馬岩岳 MTB PARKも爽快! 頭上には北アルプス、眼下には白馬村と、大自然の中を疾走する開放感は他所では決して得ることのできない貴重な体験です。
・乗馬アトラクション(ホーストレッキング) 料金:15000円(60分/1名)※要予約。身長140cm以上
・マウンテンカート 料金:2000円 ※身長140cm以上、体重110㎏未満
・白馬岩岳 MTB PARK 料金:1500円(レンタル料含む)※身長140cm以上
※各アクティビティの詳細については公式Webサイトをご確認ください
白馬岩岳マウンテンリゾート
・住所:長野県北安曇郡白馬村北城12056
・TEL:0261-72-2474(8:00~17:00)
・グリーンシーズン営業期間:~2024年11月17日 ※11月11日(月)~17日(日)はゴンドラリフトのみ運行、5線サウスリフトは運休
・営業時間:8:30~17:00
・入場料:大人2400円、小児1300円(ゴンドラリフト往復、5線サウスリフト往復を含む)
・交通アクセス:バスタ新宿から高速バス「新宿-白馬線」で約5時間13分、白馬八方BT下車、シャトルバス(~11月17日まで運行)に乗り換えて約5分、岩岳ゴンドラ下車すぐ
「Breakfast in the sky」by 白馬アルプスホテル
目の前に広大なゲレンデを有する「白馬アルプスホテル」が、2024年7月20日にリフレッシュオープン。グリーンシーズンの新たな取り組みとして注目を浴びているのが、日本初の空飛ぶレストラン「Breakfast in the sky」です。
ホテルの目の前から出発する高速ペアリフトで約8分、「山ノ神リフト」に乗り替え、山頂までの約18分を利用して、BOXスタイルの朝食をゆったりと味わえます。標高1133mから1598mへと徐々に標高が上がるにつれ、体感温度がグッと下り、夏でもひんやり。朝の澄み切った空気の中、清々しい空中散歩が楽しめます。
・住所:長野県北安曇郡小谷村千国乙12851
・TEL:0261-82-2811
・実施期間・時間:~2024年8月31日(予定)※天候により実施 7:00~8:30
・朝食BOX料金:大人1人2200円(宿泊客限定、小学生以下無料)※リフト代は別途2000円(小学生1500円、未就学児無料)
栂池自然園
ゴンドラリフト「イブ」と専用ロープウェイ「パノラマウェイ」を乗り継いで赴く、標高約1900mに広がる日本有数の高層湿原。その昔、白馬乗鞍岳の火山活動により生まれた平坦面に池や植物が育ち、このような湿原になりました。6月中旬には水芭蕉の大群落やシラネアオイ、チングルマ、ニッコウキスゲの大群落、7~8月は多様な高山植物、9月は草紅葉、10月初旬には紅葉と、四季折々に変化する湿原の風景を楽しみながら、園内の木道を散策できます。 一周約5.5kmの園内をのんびり歩いて約3時間30分~4時間。体力に自信がなければ、みずばしょう湿原やわたすげ湿原をめぐる1~1時間半のショートコースもあるので安心です。
栂池自然園
・住所:長野県北安曇郡小谷村栂池高原
・TEL:070-4091-5204(栂池ビジターセンター)
・開園期間:2024年6月1日~11月4日(10月28日~11月1日はゴンドラ工事のため休園)
・栂池自然園入園料:大人1人320円 ※つがいけロープウェイは別途、往復3380円
・交通アクセス:バスタ新宿から高速バス「新宿-白馬線」で約5時間10分、白馬町から徒歩4分の白馬駅より路線バス「白馬駅-栂池高原」に乗り換え約30分、栂池高原下車
八方尾根自然研究路
山麓の八方駅から八方アルペンライン(ゴンドラリフト約8分、アルペンクワッドリフト約7分、グラートクワッドリフト約5分)を乗り継いで到達する、八方池山荘(1830m)から八方池へと至る往復約3時間のトレッキングコース。 尾根づたいに真っ直ぐ登る本格的な登山となる「右回りコース」(約60分)と、整備された木道を歩く「左回り迂回コース」(約90分)があるので、体力に合わせていずれかをチョイスして登りましょう。上りを右回り、下りを左回りを選ぶのもおすすめです。 コースのハイライトとなるのが、標高約2060mに位置する「八方池」。天気が良ければ白馬三山が水面に映り込み、感動の一言! 初夏は残雪の残る峰々が、秋には山一面に錦繍を広げたかのような紅葉が見る者を楽しませてくれます。八方池までの道のりでは、9月中旬頃まで、ここにしかない固有種や希少な高山植物、特別天然記念物の日本カモシカや、長野県の天然記念物・クロサンショウウオに出会えることも。 八方尾根自然研究路・住所:長野県北安曇郡白馬村北城八方
・TEL:0261-72-3066(八方インフォメーションセンター)
・八方アルペンライン営業期間:~2024年11月4日(天候により変更あり)
・八方アルペンライン料金:大人往復1人3300円
・交通アクセス:バスタ新宿から高速バス「新宿-白馬線」で約5時間13分、白馬八方BT下車、シャトルバスに乗り換えて八方ゴンドラまで約5分
いかがでしたか? 一見、車がないと辿り着けないのでは?と思いがちですが、いずれも新宿バスタからアルピコ交通の高速バス「新宿-白馬線」を利用すれば、直行できる場所なので、ひとり旅でもラクラク。猛暑を忘れるほど涼やかな別天地へ、グリーンシーズンにぜひ、訪れてみてはいかがでしょうか? アルピコ交通 高速バス「新宿-白馬線」