Q:現在、遺族年金を受給中です。加給年金もプラスで受給しています。自身の厚生年金加入期間が20年以上だと加給年金がもらえないようですが、これから厚生年金をかけると加給年金は支給停止になりますか?
「1973年生まれの女性で、現在、遺族年金を受給中です。加給年金もプラスで受給しています。自身の厚生年金加入期間が20年以上だと加給年金がもらえないようですが、私は厚生年金を約19年かけていて、これからフルタイムで働いて厚生年金をかけると、加給年金は支給停止になりますか? 今までは雇用保険だけ入って、社会保険には入らないようにしてパートで働いていましたが、法改正で週20時間以上働くと社会保険にも入らないといけなくなるようなので……ちなみに夫は昭和19年生まれで5年前に死亡。年の差が30歳近くあります」(ゆめかさん)社会保険に入らないといけなくなりそう……もらっている年金は支給停止になりますか?
A:遺族年金と一緒に受け取っているのは加給年金ではなく中高齢寡婦加算であった場合ですと、中高齢寡婦加算は、厚生年金の加入期間が20年以上あるからといって支給停止にはなりません
加給年金額は、厚生年金の加入期間(厚生年金被保険者期間)が20年以上ある人が、65歳になった時点で65歳未満の生計を維持している等の要件を満たした配偶者がいる場合に、老齢厚生年金に上乗せされる年金です。相談者の配偶者(相談者の夫)は、5年前に亡くなられて、相談者(妻)は、現在遺族年金を受給されているとのこと。夫の死亡時点で、18歳の誕生日の属する年度末までの子がいなく、妻が40歳から65歳になるまでの間であれば、加給年金ではなく中高齢寡婦加算が、遺族厚生年金とあわせてもらえます。相談者がもらっているのは、加給年金ではなく、中高齢寡婦加算ではないでしょうか?
加給年金は、配偶者が厚生年金の加入期間が20年以上となる老齢厚生年金を受け取ると支給停止になりますが、中高齢寡婦加算は、厚生年金の加入期間が20年以上あるからといって支給停止にはなりません。
※年金プチ相談コーナーに取り上げてほしい質問がある人はこちらから応募するか、コメント欄への書き込みをお願いします。
監修・文/深川 弘恵(ファイナンシャルプランナー)