冷凍食品

シェフの味を「冷凍弁当」で楽しむ! 100種類以上から選べる「デリピックス」の満足感がすごかった

レストランのような本格的な料理を自宅で楽しめる、冷凍弁当の宅配サービス「デリピックス」。100種類以上の豊富なメニュー、冷凍庫に入れやすいコンパクトな容器、野菜たっぷりのヘルシー感なども魅力です。

笹木 理恵

執筆者:笹木 理恵

おうちグルメガイド

手軽に利用できる便利な食品として、ますます進化している冷凍食品。近年はよりおいしさや本格感を追求した商品や、個々のニーズに合った商品の開発が進んでいるようです。

今回ご紹介する「フレンチシェフの定期便」がコンセプトの「DELIPICKS(デリピックス)」もそのひとつ。2020年7月に冷凍ミールのマッチングサービスとして誕生した「CHEFBOX」が、2023年12月に名称を変えてリニューアルした、冷凍のお弁当を定期的に届けてくれるサブスクリプションサービスです。

フレンチシェフ監修の「本格的な冷凍弁当」

デリピックス

「バガス」(さとうきびの搾りかす)と竹を再利用した、環境にもやさしい容器でお届け

サービス名に「DELI(料理)」、「PICKS(選ぶ)」とあるように、「デリピックス」はフレンチシェフが監修した料理を選び、冷凍弁当として届けてもらうサブスクリプションサービス。

自宅ではなかなか作れないような内容に加え、全てのメニューが糖質30g以下、タンパク質20g以上で考えられており、おかずだけで1食分の野菜をとれるように設計されているのが特徴です(※厚生労働省が推奨する1日の野菜目標摂取量350gの1/3量)。

しかもメニューは100種類以上! フレンチをメインに、自宅では作る機会の少ないエスニック料理、ハンバーグやカレーといった鉄板の洋食メニューまで幅広いラインナップが魅力です。今回は、人気メニューでもある代表的な2品を実食してみました。

1. 「ハンバーグ ポルチーニソース」

デリピックス

3分割された容器に、メインのおかず+付け合わせ2~3品入っているのが基本のパターン

1品目は、「ハンバーグ ポルチーニソース」。イタリア料理によく用いられる香り高いキノコ「ポルチーニ茸」のソースを合わせたハンバーグ。お肉がぎゅっと詰まった弾力のある食感で、食べ応えがあります。

野菜たっぷりの付け合わせもおいしい!

デリピックス

複数の野菜が一度にとれるのもうれしい

付け合わせは、中華風の「セロリマリネ」と「ミックスビーンズのサラダ」。ゴマ油風味のセロリは、冷凍なのにシャキッとした歯ざわりも残っていて後味さわやか。ミックスビーンズはほくほくとしたやさしい食感で、いろいろな香りや味が味わえます。

2. 「大豆ミートを使ったギリシャ風グラタン -ムサカ-」

デリピックス

お弁当の平均解凍時間は、電子レンジ500Wで5分

2品目は、「大豆ミートを使ったギリシャ風グラタン -ムサカ-」。大豆ミートだと言われなければ気づかないほど、旨味があって濃厚な味わい。クリーミーなホワイトソースに、トマトソースの酸味がアクセントになっています。

メインと付け合わせのバランスもGOOD

デリピックス

自分ではあまり使わない調味料や素材の組み合わせの発見も

付け合わせは、「大根とほうれん草のガーリックソテー」「パプリカのハニーマスタード和え」「ズッキーニのグリルバジル風味」の3品。

大根は和食のメニューに使うことがほとんどなので、洋風テイストが新鮮! また、ムサカがコクのある料理なので、酸味のあるパプリカのハニーマスタード和えがちょうどいい箸やすめに。小学生のいる我が家では、ハニーマスタードもバジルもなかなか登場しない味なので、大人には大満足でした。

雑穀米のご飯やブロッコリーを追加して、自分好みのお弁当に

デリピックス

16種類の雑穀をブレンドした雑穀米は、もちもち食感。雑穀米のみ、またはブロッコリーとのハーフ&ハーフも選択可能

「デリピックス」はおかずのみのお弁当を中心に、プラス料金で雑穀米のご飯やブロッコリーもつけられます。一人暮らしの方や、カラダづくりをしている方にもうれしいポイントですね。

冷凍食品で「非日常感」を味わう時代に

デリピックス

価格の目安は「おかず6食」の場合、通常1回税込5119円~(送料別)。配送のスキップや停止も可能

「デリピックス」は定期便の注文が基本で、おかず「6食」「8食」「10食」から選び、配達周期を「毎週」「2週間に1回」「3週間に1回」のいずれかで設定する仕組み。6食の場合、1食あたり853円(送料別途/税込)なので、少しだけ高級なお弁当といったコスト感です。

本格的な料理を楽しめる冷凍食品は多々ありますが、「デリピックス」はお弁当スタイルなので冷凍庫でコンパクトに収納でき、かつ電子レンジで温めるだけ、と利便性が抜群。

いずれのお弁当も野菜がふんだんに使われていて彩りも華やかなので、「今日は冷凍食品で手抜きしてしまった……」という罪悪感ではなく、「今日はおいしいフレンチが食べられる!」というウキウキした気分でいただけそう。ライフスタイルに合わせて、上手に取り入れてみてはいかがでしょうか。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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