こんな風に、普通の石こうボードの壁面をマグネットを使って紙を貼ったりアクセサリーをかけたりできるようにする製品のシリーズが、「壁につけるマグネット」
今や、棚や突っ張り棒、ウォールフックといった、いわゆる「家具」的なものを空いた壁に設置するだけでなく、アクセサリーを飾ったり、絵はがきやチェキなどの紙モノを貼ったり、鍵やケーブルなどの小物を引っ掛けておいたりと、空いた空間である壁を収納から装飾まで、いろいろ使うということを、まとめた言葉として近年使われているのが「壁活」。なので、その関連グッズも多岐にわたっています。
壁へのダメージは最小限に、壁をマグネットが使える空間にする
画像左は「壁につけるマグネット バー」495円(税込)。右は「壁につけるマグネット はじめてセットB」1980円(税込)。まず始めるなら、この2つを購入すると、バータイプのマグネットボードを2カ所に設置でき、丸タイプのマグネット4個とバータイプのマグネット1個を使えて、この製品ができることを一通り体験できる
さらに文具メーカーのコクヨだけあって、その設置に使うのはホッチキス。今回、用途に合わせて多くの種類が発売されていますが、迷った場合は、とりあえず、「壁につけるマグネット はじめてセットB」1980円(税込)の購入をおすすめします。これだけで、他に特別な道具などを用意することなく、自宅の壁にマグネットを付けることができるようになり、製品の特長もつかめると思います。
もちろん、ホッチキスで留める関係上、壁は日本の家屋で多く使われている石こうボード専用ですが、それでも、壁にマグネットで絵はがきなどを気軽に貼れるのは、装飾としてだけでなく、壁に実用的な機能を追加することにもなるのです。
リビングの壁にマグネットが使える生活を
まず、このように透明のシートをマグネットが使える空間にしたい場所にホッチキスで固定する。ホッチキスを打つ位置は印字されているので、それに合わせてバータイプの場合、8カ所にホッチキスの針を打ち込む
ホッチキスで固定したシートの上に、粘着剤付きのスチール板を貼り付ければ設置完了
工事を伴う棚などを設置するのではなく、マグネットが付けられる環境をリビングに提供したいという、大袈裟にならない感じが、結果的にさりげなく、しかし使い勝手の幅は広いユニークな製品になったということなのでしょう。 「リビングに子どもが描いた絵を貼りたいと思ったとき、画鋲で貼ると壁にも絵にも穴が空いてしまいます。ずっと同じ絵を貼っておくならそれも良いのかも知れませんが、その時々で、貼っておきたいと思ったものをどんどん入れ替えたりしたい場合は、マグネットの手軽さが生きると思います。作品に穴も空きませんから、推しの写真なども気軽に貼れます」と河井さん。
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