“いろんな理由”でトイレから出られない
「大学生のとき、サークルで使用した施設でトイレの個室に入り出ようと思ったら、鍵が上手く開かず、閉じ込められて、パニックになって冷や汗をかきました。たまたま友人がトイレに入ってきて、叩いて扉を開けてくれたので、個室から出ることができました(33歳・女性)」
「昨年、家のトイレで娘の友達が使用中に鍵が壊れていて開かなくなってしまいました。窓が付いているので、そこから開け方を教えることができて本当に良かったです(48歳・女性)」
All About編集部にも、鍵が開かずにパニックになったという者がいます。外国のトイレの鍵はつまみを2回まわして閉めるものも多く、出るときにそのことをころっと忘れており、閉じ込められたと思ってパニックになったとか。場所がモロッコの砂漠に近い小さなドライブインだったので「このまま私は発見されず、日本から遠く離れたトイレで生涯を閉じるのだと覚悟した」と大げさなことを言っていました。結局、ちょっと落ち着いたら「鍵は2回まわして閉めるんだった!」と思い出せたそうですが。
さて、お次は「ある意味」表には出られない状況に追い込まれた人たちです。雪隠詰めとはこのことか。
「トイレの個室に何も考えずに入ったのですが、最後にペーパーがないことに気付きました。しかし誰も家にいなかったので、下半身裸でペーパーを探し事なき得ましたが恥ずかしかったです(38歳・男性)」
ああ、そのときのお姿を想像……してはいけませんよ、みなさん!
次は、人がいて助かった人たちです。
「飲み屋さんでトイレに入り用を足した後で、トイレットペーパーが空になっていることに気付きました。このままではお尻が拭けないので、トイレのドアを叩き外にいる人に伝えて、上からペーパーを投げ入れてもらいました(59歳・男性)」
「会社のトイレで急いで用を足し終えた後、トイレットペーパーが空でした。次の人が来てしまいあわてましたが、その人に声をかけてトイレットペーパーを持って来てもらい助かりました(54歳・男性)」
良かった。明日は我が身ですからね。当然、投げ入れますよ、トイレットペーパーを個室に!
ピンチを救ってくれたもの
そして、現代を生きる私たちの手元にあるスマホは、危機的状況から救い出してくれることがあります。「喫茶店のお手洗いで、トイレットペーパーがないのに個室に入ってしまい焦った。Googleマップでお店の電話番号を調べ電話し、店員さんにペーパーを持ってきてもらった。変な汗をかいた(20歳・男性)」
おお! すごい遠回り。でも良かった!
「公衆トイレで用を足した後で、紙がないことに気が付いて、スマホで連絡をして車にいた相方にティッシュを持って来てもらいました。仕事中の出来事です(44歳・男性)」
あとで相方さんにすごいニヤニヤされそう。
最後の人は、過去の自分をほめてあげてほしいです。
「外出先で大便をもよおし、急いでトイレに入ったはいいものの、ふとトイレットペーパーに目をやるとほとんど残りがなくて焦りました。バックの中にかろうじて入っていたポケットティッシュでなんとか助かりました(39歳・女性)」
ありがとう、ありがとう。ティッシュをバッグに放り込んだ自分。
※All About編集部が全国250人にアンケート。調査期間は2023年11月14日~11月15日