
トンボ鉛筆「モノグラフファイン」1210円(税込、以下同)。色はシルバーとブラックの2色。芯径は0.3、0.5mmの2つ。
累計2900万本販売、「モノグラフ」シリーズの新製品

現行のモノグラフシリーズのラインアップ。左から振って芯を出す機構とそれをロックする機能を搭載した「スタンダード」440円、ラバーグリップ+金属クリップの「モノグラフ グリップ」550円、エントリーモデルの「モノグラフライト シャープペンシル」242円、「モノグラフファイン」1210円。
MONOブランドならではの使いやすい消しゴム部分

ノックボタンは逆さにするとロックされて、消しゴムとして利用できる
「クリップノックも多機能ペンやフリクションボールなどの普及で一般的にはなってきたのですが、やはり尾端のノックボタンで芯を出せた方が使いやすいですし、実際、現在も主流の操作です。そこで、今回の『モノグラフファイン』では、上位製品らしく、尾軸のノックボタンで芯も出せるし、消しゴムも使えるようにしました」と平戸さん。 「モノグラフファイン」では、尾軸のボタンで芯を出せると同時に、消しゴムを使うためにペンを上下逆に持つと、自動的にボタンがロックされて、しっかりと力を入れて消しゴムが使えるようになっています。もちろん、消しゴム自体の性能も従来と同じで、30mmの長い消しゴムが内蔵されていて、繰り出し式になっているのもシリーズの特長として変わっていません。消しゴムは「モノグラフライト」と同じものが使われています。消しゴムを繰り出さなければ、そこから消しゴムが出るようには見えないデザインになっています。高級感も損なわれていないあたりの目配りはさすがです。
>次ページ:筆記部分の見やすさをとことん追求