ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。
シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。
57歳・資産1億1400万円男性、つみたてNISA3年間の運用成績は？
■家族構成
妻と娘と3人家族
■金融資産
世帯年収：本人900万円、配偶者150万円
世帯金融資産：現預金8000万円、リスク資産3400万円
■積立投資実績
・純金積立：約35年
・eMAXIS Slim全世界株式（オール・カントリー）：2020年11月から継続中
・eMAXIS Slim米国株式（S&P500）：2020年11月から継続中
※この投稿者の純金積立エピソードについては『57歳・資産1億1400万円男性「35年間続けた純金積立を昨年売却したら」資産はどれくらい増えた？』をご覧ください
投資信託での積み立てが3年を迎えたという今回の投稿者。
積立投資額についての情報を抜粋すると、
・eMAXIS Slim全世界株式（オール・カントリー）：月3万円
・eMAXIS Slim米国株式（S&P500）：月5万3333円
「2020年枠は11月と12月で20万円ずつ。2021年から月3万3333円。昨年6月から特定口座で月5万円追加」したとのこと。
また3年分の運用益については、「つみたてNISAは2つ合わせて元本160万円弱で利益64万4231円。合計224万2056円。特定口座で買っている分は、元本122万7680円で利益22万5332円。合計145万3012円」と細かく記載されています。
「利益は順調に伸びています。つみたて開始から赤になったのは2020年11月の購入直後に2日あっただけ。それ以外はずっと黒です」と順調さがうかがえます。
57歳・資産1億1400万円男性は2024年からの新NISAをどうする予定？
積立投資をする上でのご自身のルールや決めごと、これから積立投資を始める人へのアドバイスなどを教えてくださいとの問いには、「つみたて投資はすぐに開始して長く継続することです。ネット証券でノーロード（手数料なし）で信託報酬の安い商品を選ぶ。配当が出るものは避ける。銀行等の窓口では絶対買わない。ただあまりに簡単で知識なしでもできてしまうので、勉強して個別株も必ず買って経験を積んでください。個別株は売買して儲けようとせずに良い資産（金の玉子を産むニワトリ）をゆっくり増やすことに力点をおいてください（Buy&Hold）」コメント。実際に投稿者も、「コロナで株価が急落したのと世界的にインフレになると思ったタイミングで株の購入（日本個別株の現物取引のみ）を急ぎ開始しました。日本株の資産は3年強でかなり増えました」と個別株での運用についても記載されています。
なお、2024年から始まる新NISAについては、「つみたて枠で投資信託、特別枠で個別株を買います。個別株の配当をある程度まで増やして、それ以降は配当を投資信託に突っ込む予定。あとは娘に軍資金として毎年生前贈与するか。嫁・子には生前贈与で昨年・今年と110万円ずつ軍資金を渡していますが、ほぼやる気なしです（笑）」と回答されていました。
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