ここではAll About編集部が9月から募集している「資産運用の成功体験エピソード」から、ほかの方が資産運用にどのように取り組んでいるのかご紹介。
色々な方の資産運用エピソードを通して、ご自身の運用方針を決めたり顧みたりするきっかけになると幸いです。
58歳・資産2億9000万円男性の資産運用のきっかけと取り組み方
今回は、福岡県に住む58歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。■家族構成
本人・妻・子2人(共に成人・同居不明)
■金融資産
世帯年収:本人1100万円、配偶者850万円
世帯金融資産:現預金2億円、リスク資産9000万円
■リスク資産の内訳
日本株:約9000万円
iDeCo:約110万円
今回の投稿者は金融資産が約3億円、そのうちの3割程度を日本株商品で保有する男性。購入のタイミングはリーマンショック時だったと言います。
「リーマンショック時に日本株を購入し、そのまま売る事なく保有。銘柄によっては20倍になったり、累積配当が購入費用を上回ったり」したそうで「現状マイナスになっていないので良いが、ある意味株は恐ろしい」ものだと実感されているとのこと。
具体的な資産運用の実践方法は?
では投稿者はどのような方針で資産運用を実践されているでしょうか。コメントを抜粋すると、・全資産の30~50%程度を株式で運用する
・日本株への株式投資は8000万円まで(あと6000万円分投資枠があり現金を用意済)
・保有する現金を1億円以下にならないようにする
また売買のタイミングについては、
・不況の時に余った資産で日本株を買う
・好景気の状況時には銀行などに預ける
など収入や資産の多寡に限らず参考になりそうな考え方が散見されます。
また「増やすよりも減らさない事が重要」と語る投稿者。
「自分は投資家ではないので無理のない範囲で資産運用する。デイトレード、暗号資産など、自分が理解できない投資はしない」とコメント。過去に「抵当証券を買って損をした」そうで「利率の高い金融商品には手を出さない」ことも決めているとのこと。
58歳・資産2億9000万円男性の投資をして良かったこととは?
損をしないことを何より重視する投稿者。コロナ禍で株価が下落した際にも「コロナ禍はどうなるか分からなかったので株投資はしなかった」そう。「現金があるので結果論としては買っておけばよかった」と少し後悔があるようですが、それでも「損失は全くないのでその点は良かった」とコメント。
投資をして良かった点には、賃貸住まいの「家賃を配当で賄えるようになった」ことを掲げています。ただし「特に生活には変化なし」とやはり堅実な様子が伺えます。
「個人投資家でなく自分のような一般の人の投資談」を読んでみたいと最後にコメントされていました。
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※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします