株主優待

投資家・桐谷さんに質問!「株を売る時のルールを決めていますか?」

個人投資家の桐谷広人さんが、YouTubeチャンネル『All Aboutマネー』のライブ配信に出演。読者や視聴者から寄せられた投資や株主優待にまつわる質問に、回答してくださいました。今回は、桐谷さんが株を売る時のルールについてです。

All About 編集部

個人投資家の桐谷広人さんが、YouTubeチャンネル『All Aboutマネー』のライブ配信に出演し、読者や視聴者から寄せられた投資や株主優待にまつわる質問に回答してくださいました。
 

Q. 株を売る時のルールを決めていますか?

「利回りが4%あれば購入するという話をお聞きしましたが、逆に『こうなったら売る』というルールも決めていますか?」(たなかさん)

――今回はこんな質問に、桐谷さんが答えてくださいました。
 

「こうなったら売るというルールは、決めていません」(桐谷さん)

買う時に利回りが4%ぐらいあれば十分なので買いますが、売る時のルールは特に決めていないですね。

例えばですが、100株5万円くらいの株でクオカードが1000円(年間)もらえて、配当と優待を合わせると利回りが4%という銘柄が結構あります。それが100株10万円になったとします。すると、100株5万円の時に4%だった利回りが、100株10万円になると2%の利回りになります。そうなると、利回り2%で優待をもらい続けるよりも、10万円で売った方がいい。そう思ったら、売るかもしれませんね。

一方で、映画の優待やおいしい食事ができる店の優待銘柄は、いくら株価が上がっても、売らないですね。売ってしまうと、そこへ食べに行けなくなりますから(笑)。ですので、売るかどうかというのは、優待の内容次第でしょうか。

良い優待があるものは、売買せずに5年、10年と長く持ち続けたいですね。長期保有することで優待内容がアップグレードされた銘柄も結構あります。

教えてくれたのは……桐谷広人さん

1949年広島県出身。将棋棋士・投資家。日本テレビ系バラエティ番組『月曜から夜ふかし』に出演し、現金を使わない「株主優待生活」が話題になった。現在はテレビや講演会、雑誌などで幅広く活躍。『日経マネー』(日経BPマーケティング)、『ダイヤモンドZAi(ザイ)』(ダイヤモンド社)で連載中。
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