新たに誕生した「新綱島駅」に注目! おすすめスポットガイド
相鉄・東急新横浜線の開業で注目を集める新駅「新綱島駅」。駅構内は綱島の歴史が感じられるデザインとなっています。駅周辺にも魅力的なスポットがいろいろ! 地元で愛されているグルメやスポットを紹介します(画像は筆者撮影、新綱島駅構内は記者内覧会の様子、一部提供)。相鉄・東急新横浜線「新綱島駅」について
「新綱島駅」は相鉄・東急新横浜線の開業にともない新設された駅。駅名は公募によって決定されました。構内のデザインコンセプトは「綱島の町の移り変わりを感じる駅」。川の町、桃の町、温泉の町、未来へ発展する町という、明治以前から、戦前、現在、未来へと綱島の移り変わりを、ホームから地上に出る間に感じられるデザインとなっています。 ホームは鶴見川の本流・支流に囲まれた、明治以前の「川の町」を青色や水色を散りばめたデザインで表現しています。 地下1階の改札口付近には発光するガラスパネルを設置し、明治から戦前にかけて、川の氾濫を利用した桃栽培の町として発展してきた綱島を表現。春=桃色、夏=青、秋=オレンジ、冬=白と、色が変化します。 戦後から東京の奥座敷と呼ばれた「温泉の町」を、綱島温泉の茶褐色をイメージしたタイルの柱で表現。 地上出入口は付近は、歴史性を大切にし、発展し続ける「和モダン」のデザインで「未来へ発展する町」を表現しています。
新駅「新綱島駅」周辺のおすすめスポットを紹介します。
池谷桃園:綱島に唯一残る桃栽培農家
新綱島駅の出口を出てすぐのところにある池谷(いけのや)桃園は、明治後期から昭和初期にかけて桃の一大産地であった綱島で現在も唯一残る桃栽培農家です。新駅が開業した3月には、公道から桃の花を見ることができました。収穫時期となる6月中旬には、明治時代に同園で誕生した桃「日月桃(じつげつとう)」をはじめ、日川桃(ひかわもも)白鳳(はくほう)、蟠桃(ばんとう)などを桃園横の販売所で販売しています。
URL:http://peachgorf.life.coocan.jp/
ポイントウェザー:古民家を利用した人気カフェ
新綱島駅の西側、「綱島小学校入口」交差点の近くにある古民家カフェ「POINTWEATHER(ポイントウェザー)」。「綱島の旅」をコンセプトにしたカフェで、インテリアは安宿のロビーをイメージしているそうです。店内の本棚には世界の旅の本、壁には風景写真が飾られており、ちょっとした旅行気分に浸れます。 看板メニューはインドカレー。ランチタイムには3種類のカレーから選べます。メインのカレーとごはん、小皿3つ、サラダ、アチャール(インドなど南アジアで親しまれる漬物)、ミニスイーツがワンプレートに載っています。 このほか、オーナーのお母さんが手づくりするケーキや各国のクラフトビールなども用意されており、まったりとした時間を過ごせます。「POINTWEATHER」店舗情報
住所:横浜市港北区綱島西1-14-18
TEL:045-542-2694
営業時間:平日11:00~16:00、18:00~21:00、土日11:30~20:00
定休日:月曜 ※このほか不定休あり
アクセス:新綱島駅から徒歩約6分
URL:https://pointweather.net/
パティスリー ヴェルプレ:綱島にちなんだ焼菓子が人気
地元の方に愛される「パティスリー ヴェルプレ」では、綱島の名所にちなんだネーミングの焼き菓子セット「綱島物語」を販売しています。 「綱島物語」は、「綱島のパデュ通り(くまの焼ドーナツ)」や「綱島公園のどんぐり拾い(ピーカンナッツとくるみのタルト)」など、全10種類。小は5種類、大は10種類が詰め合わされており、綱島ならではの手土産として人気です。単品での販売もありますので、お気に入りのお菓子を見つけてみては。「パティスリー ヴェルプレ」店舗情報
住所:横浜市港北区綱島西2-17-18
TEL:045-541-3666
営業時間:10:00~19:00
定休日:月曜 ※このほか不定休あり
アクセス:新綱島駅から徒歩約10分
おきらく厨房 桃桃茶寮:手づくり点心が自慢の町中華
鶴見川の支流・早渕川の近くにある「おきらく厨房 桃桃茶寮(たおたおちゃりょう)」は、本格飲茶を提供している綱島の町中華。店主は横浜中華街の老舗「聘珍楼」の料理人を務めた方で、化学調味料を使わず、可能な限り国産の材料を使い、手づくりにこだわっています。「桃桃」は、かつて綱島は岡山と並ぶほどの桃の産地であったこと、中国では桃が縁起物のひとつであることから店名にしたとのお話です。 おすすめは、すべて手づくりの点心。ランチタイムにはお得なセットで提供しています。点心はもちろん、どのメニューも終日、単品でのオーダーもOKとのことで、豊富なアルコールメニューと合わせて楽しむのもいいですよ。 日替わりの「おきらくメニュー」はお店のインスタグラムをチェック!
「おきらく厨房 桃桃茶寮」店舗情報
住所:横浜市港北区綱島西2-25−5 リバーサイド道明103
TEL:045-545-2558
営業時間:11:30~14:00(L.O.)、18:00~21:30(L.O.)※土日祝17:30~20:30(L.O.)
定休日:月曜 ※このほか不定休あり
アクセス:新綱島駅から徒歩約13分
URL:https://taotao-c.com/
綱島源泉 湯けむりの庄:綱島温泉ならではの黒褐色の湯
かつて「東京の奥座敷」と称された綱島温泉は、茶褐色の湯が特徴。その綱島の湯を源泉としているのが「綱島源泉 湯けむりの庄」です。厚生労働省により「温泉利用型健康増進施設」および「指定運動療法施設」両方の指定を受けた関東初の施設でもあります。 館内には男女それぞれ10種類以上の天然温泉、6種類の岩盤浴、リラクゼーションなどの施設が完備。天然温泉は源泉かけ流し風呂をはじめ、壺湯・うたた寝湯・源泉内風呂・電気風呂・ジェットバス・冷鉱泉水風呂・フィンランド式サウナ・スチーム塩サウナなどが楽しめます。
「お食事処 とうふ旬菜 心音(ここね)」では、自慢の釜戸でふっくらと炊き上げたご飯と店仕込みの豆冨料理がおすすめ。 新綱島駅近くから無料シャトルバスが運行しているので、アクセスも便利です。
「綱島源泉 湯けむりの庄(しょう)」情報
住所:横浜市港北区樽町3-7-61
TEL:045-545-4126
営業時間:9:00~24:00(最終受付 23:00)
定休日:なし ※不定休あり
アクセス:新綱島駅から徒歩約17分(新綱島駅近くから無料シャトルバスを運行)
URL:https://www.yukemurinosato.com/tsunashima/
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