Q:年金生活で所得税は払っていませんが、医療費が20万円以上の場合、確定申告はした方がいいのか?
●編集部が設定した以下のケースに専門家が回答します。「年金生活で所得税は払っていないが、医療費が20万円以上になっている。確定申告はした方がいいのか?」
年金生活で所得税は払っていないけど、医療費控除の確定申告をした方がいい?
A:一般的には、そもそも所得税を払っていない人の場合は、医療費控除は適用されません
医療費控除とは、その年の1月1日から12月31日までの1年間に、自分や家族のために年間10万円(その年の総所得金額等が200万円未満の人は、総所得金額等の5%の金額)を超える医療費を支払うと、所得控除を受けることができる制度です。一般的には、そもそも所得税を払っていない人の場合は、医療費控除は適用されません。所得税は支払っていない場合は、もし住民税を払っていれば、医療費控除を確定申告することで、住民税を節税することができる場合もあります。
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監修・文/深川 弘恵(ファイナンシャルプランナー)