不滅の小田急ロマンスカー
新しいロマンスカーVSEは、白いボディが斬新で、箱根人気が復活したと言われる。新しいながらもロマンスカーの伝統である「運転台が二階で、最前部は展望席」というスタイルを踏襲している |
小田急ロマンスカーの中で「あさぎり」はJR御殿場線に乗り入れ、沼津まで行く |
いつの間にか旧型になってしまったHiSE。ロマンスカーの傑作のひとつだ |
小田急の最新形・青いロマンスカーは地下鉄乗り入れ用で、北千住や新木場まで走っている |
有楽町線・新木場発の青いロマンスカー。小田急ロマンスカーの車窓に有楽町線の電車が見えるとは驚きだ! |
ロマンスカーのウリは、運転台を二階にあげて、先頭を展望席にしたことだが、最新のVSEでも引き継がれた。「白いロマンスカー」として、ロマンスカーの中でも人気ナンバーワンだ。
一方、地下鉄に乗り入れる「青いロマンスカー」は、ロマンスカーに新たな魅力を加えた。都心へ堂々と乗り入れる列車は優雅な通勤を約束してくれる。比較的短距離の利用にもかかわらず、車内は高級感にあふれ、最新のインテリアは乗りたくなる魅力で一杯だ。
さらに運転回数は少ないが、新木場へ向かう「ベイリゾート」は、休日のディズニー・リゾートやお台場への足として注目されている。そればかりか、知る人ぞ知る秘密のルート(有楽町線・桜田門と千代田線・霞ヶ関を結ぶ回送用の連絡線)を走るレア性も手伝って、鉄道ファンからも熱い視線を浴びている。