2023年は、お財布を新しくするにぴったりの年
2023年にもつと金運がアップするお財布は?
2023年のラッキーカラーは赤。でも、お財布に関しては、赤は赤字になるといわれているので避けた方が賢明です。ただし、厄年の人に限っては、赤い財布は厄払いになるといわれているので、お守りがわりにもっているのがよさそう。厄年以外の人は、赤味がかったピンクやオレンジのお財布をもつのがラッキーです。
同じ物が二種類あって、どちらにしようか迷ったときは、ひとめみただけでピンときた、あるいは、手にとってみて暖かい感じがした方にするのがよいでしょう。お財布の中も赤にするのは、やめた方が賢明です。
そもそも、財布は持っていたほうがいいの?
昨今はキャッシュレス化が進んで、カードさえもっていればだいたい事足りる世の中になってきました。お札を折らずに入れられる便利な長財布より、カード入れをもっていれば十分な時代といえるかもしれません。現に、先日筆者は現金しかもたずにランチをしようとお店に入ったら、支払いがキャッシュレスのみというお店でした。あきらめようかと思ったとき、クレジットカードを一枚だけもっていることを思い出して何とか食事することができました。
一方でクレジットカードしか持ち合わせていないときに入ったお店が現金のみの取り扱いしかなく、人からお金を借りなければならなかった……ということもありますから、カードと現金を両用できるようにするのが賢明でしょう。
したがって、2023年に持つなら、カードと現金両方入る、コンパクトで飾りのないシンプルなお財布がベストです。
お財布を替えるタイミングと金運がアップする扱い方
まだ使えるお財布を替えるのは、なかなか勇気のいることです。とはいえ、毎日使うお財布をじっくりみること自体、あまりないのでは? この際、外から中からよ~くながめてみて、全体を手でさわってみましょう。ちょっとでも、穴があいていたり、破けていたりしたら、すぐに交換すべき。お金がたまらないのは、それが原因なのかもしれません。お財布をときどき、柔らかい布で、そっとからぶきしてあげることも大切です。お財布を使わないときは、神社などで販売している、黄色い袋やふろしきのような布などに包んでおくのも金運アップにつながります。ただし、汚れた布を使っていると逆効果になりますから、定期的に替えることが必要。神社などによっては、毎年、黄色い袋やふろしきは、替えるきまりになっているところもあります。
クレジットカードおよびポイントカードを、やたらたくさんお財布に入れておくのもあまりよくありません。
お店がなくなったなんていうのはもちろん、いくら頑張ってもたまらないというような不要なポイントカードは捨てて、使わない物は家にまとめておいて必要なときだけもっていきましょう。クレジットカードもいわれるままに作ってやたらたくさんもっていて、年会費を払っているなんていうのも無意味ですから、本当に必要な物だけに絞るべき。ただ、クレジットカード一枚だけというのも、何かあったときに困りますから、最低二枚はもっておきたいところ。
レシートは必ずもらって、その場はお財布の中に。ただし、お財布の中にレシート類はためこまずに、その都度、出してファイルなどに保管しておくこと。一カ月の明細と請求額が出たら、レシートと照らし合わせて、不明点があったらカード会社にすぐに問い合わせましょう。明細との照らし合わせは、自分がどこでいくら使ったのかを知る上でも大切な作業となります。ただしクレジットカードは限度額いっぱいまで使えてしまいますので浪費につながることも。くれぐれも気をつけましょう!
教えてくれたのは……
小泉茉莉花さん
占星術・神秘研究家。大学時代に偶然に手にしたタロットカードが神秘の扉を開き、タロットカード、西洋占星術、月占術、魔法など、神秘の研究を開始する。多くの雑誌でレギュラー連載を持つほか、『運がよくなる 日本のしきたり』(三笠書房)、『夢占い』共著(実業之日本社)、『幸運と魔法の月星座占い』(梧桐書院)など、著書多数。また、CD-ROMや家庭用ゲームソフトも手がけ、マルチメディアでも活動を展開している。小泉茉莉花オフィシャルサイト