何が違うの!? 40代女性「紺ブレ」のNGコーデ&OKコーデ
この秋冬シーズンに、トレンドアウターのひとつとして注目を集めている「紺のブレザー」。「紺ブレ」とも呼ばれるこちらのアウターは、トラッドテイストできちんと感があり、大人コーデにも合わせやすく、着まわせる一着です。しかし、昔から愛されている正統派のトラッドアイテムだからこそ、一歩間違えると、どこか古い着こなしに見えてしまう可能性も……。大人の女性が「紺ブレ」を着る時に避けたいNGコーデと、それを避けるOKコーデについてご紹介します。
一昔前!? 避けたい「紺ブレザー」のNGコーデの特徴
1. 短め丈&ジャストサイズのジャケットは今っぽさに欠けるかも2. 全身が王道のトラッドテイストだと少し堅い印象に
3. 半端丈のタイトスカートは制服のように見えてしまうかも
1. 短め丈&ジャストサイズのジャケットは今っぽさに欠けるかも
「紺ブレ」の起源は19世紀中盤ともいわれており、時を超えて愛されている定番アイテム。ですが、程よくゆとりのあるオーバーサイズのジャケットがトレンドの今、着丈が短めで体にフィットするジャストサイズの「紺ブレ」は少し古く見えてしまうかも!? コーデにそのようなサイズ感の「紺ブレ」を取り入れると、他の部分でいくらトレンドを押さえていても、少し昔風の印象になってしまうかもしれません。
■OKコーデにするには
まずは写真のコーディネートのように全体的にゆったり、そして丈もヒップにかかるような長めの紺ブレザーを取り入れて。さらに同じく今年トレンドでもあるスラックスのような太めのきれいめパンツを合わせるとコンサバにならず、今年らしい印象に仕上がります。
2. 全身が王道のトラッドテイストだと少し堅い印象に
「紺ブレ」は長い歴史を持つ王道のトラッドアイテム。ですが、例えばジャストサイズのボタンダウンシャツやケーブルニット、ローファーやチノパンツなど、同じようにトラッドな雰囲気を持つアイテムばかりを合わせるのは要注意。今は抜け感のあるおしゃれが旬なのに、「昔の定番コーデ」を思わせるような、どこか堅い印象に見えてしまうかも……。
■OKコーデにするには
写真は色鮮やかなセンタープレス入りのカラーパンツに、足元には甲の部分がのぞく女性らしいヒール、インナーにはカットソーを合わせ、きちんと感のあるバッグで全体を引き締めたコーディネート。スタイリッシュで軽やかな印象に仕上がっています。
3. 半端丈のタイトスカートは制服のように見えてしまうかも
「紺ブレ」の発祥の地はイギリスで、海軍や大学のユニフォームとして着られていたといわれています。クラシックできちんと感があり、品のいいイメージがありますよね。
ここ日本でも、一般的に「紺のブレザー」や「紺のジャケット」は、お仕事用の制服として採用されていることも多いアイテム。そのため、ボトムスに膝下丈や、ふくらはぎの中間にかかるぐらいのミモレ丈など、半端丈のタイトスカートを合わせると、「おしゃれ」よりはきちんと感が前面に出てしまい、どこか制服っぽく見えてしまうかも……。
■OKコーデにするには
40代の女性がおしゃれに「紺ブレ」を取り入れるには、全体を今年らしいシルエットに整えるのがポイント。
写真のように、同じく今年のトレンドであり、「ナロースカート」と呼ばれることもあるタイトなシルエットのスカートで、しっかりと長さのあるロング丈を合わせるのがおすすめです。コンサバにならず、全体がIラインですっきりとしたシルエットになり今年らしく見せてくれます。
気になるポイントがあったら、ぜひ取り入れてみてくださいね!