富裕層のお客様の資産運用を担当していると、「日柄」を大切にしている方が多いように感じます。その中でも、特に重要視されている日柄を今日は一つご紹介したいと思います。
金運最強!?「寅の日」ってどんな日?
日柄を見るときは、旧暦カレンダーを使うことが一般的です。旧暦カレンダーには、自然のリズムから解釈している吉凶日や干支が掲載されています。十二支だけで見ると12日間で一巡し、その中でも“寅”が巡る日を「寅の日」と呼びます。
諸説ありますが、寅はどんなに遠くに放しても、必ず君主のもとに戻るという逸話から「投資したものが、よい結果となり戻る」と考えられ、投資やビジネス、お金にまつわることを始めるのに適した日柄として大切にされています。
また財運をつかさどる神様といわれる「毘沙門天の遣い」が寅であることからも、寅の日を大切にすることで財運・金運がアップするとも信じられているのです。
「寅の日」の開運アクション
ズバリ、お金に関することを始めたり、考えたりすることに最適な日。特に「投資」にまつわることは、ぜひこの日を起点にしてみるとよいのではないでしょうか。投資といっても、株式などの金融投資だけではなく、たとえば何か新しいことを学び始める、スキルアップするための道具を購入するといった“自己投資”でもOKです。
また寅の日は「投資したものがよい結果になって戻る」と考えるので、家や車などのローン契約やビジネスで借入をする日などにも適しているでしょう。大きな金額だからこそ、そのタイミングも大切にしたいですね。
そして寅の日に、毘沙門天が祀られている神社仏閣に参拝することも金運アップの鉄板です。毘沙門天は金運だけではなく、勝利運などのご利益もあるといわれています。
2022年上半期、大切にしたい寅の日
たとえ寅の日であっても「土用期間中(※1)」であったり「不成就日(※2)」など、物事を大きく動かすことがNGな日と重なってしまうと、開運・金運アップの効果はなくなってしまいます。そういったことも踏まえて総合的に判断し、2022年上半期、注目すべき寅の日を以下にまとめてみました。
- 2月18日(金)
- 3月26日(土)
- 4月19日(火)
- 5月13日(金)
- 5月25日(水)
- 6月6日(月)
- 6月18日(土)
- 6月30日(木)
※1:立春・立夏・立秋・立冬の直前の約18日間
※2:何をやってもうまくいかない、よい結果にならないなど、縁起の悪い日(凶日)
ちなみに2022年は、一年を表す干支も「寅」。ですが、本来の干支で表現すると「壬寅(みずのえとら)」となり、実は金だと思いきや金メッキだった……というトホホな結果になりやすい一年でもあるのです。今年は特に本質を見極め、よい日柄に計画的にお金を使うことが、一番の金運アップになりそうです。