手が込んでいそうに見えますが、実は簡単。台湾料理研究家の筆者が、本場の鹹豆漿(シェンドウジャン)の作り方を伝授します。
鹹豆漿(シェンドウジャン)の材料/2人分
無調整豆乳……2カップザーサイ……15g
桜エビ……大さじ1
ワケギか九条ネギ(小口切り)……大さじ1.5
ゴマ油……小さじ1
醤油……大さじ1
お酢……大さじ1
塩……2つまみ(ひとつまみ=親指、人差し指、中指の3つの指で取った量)
ラー油……小さじ1/2(お好みで)
鹹豆漿(シェンドウジャン)の作り方
1. ザーサイは3ミリ幅の細切り、桜エビは5ミリ程度、ワケギは小口切りにする
2. フライパンにゴマ油を入れて、桜エビを炒め、次にザーサイを加えて炒める
3. 【2】と分葱(ワケギ)、塩、醤油、お酢をお椀に入れる 今回は2人分ということで、二等分にします。
4. 豆乳をテフロン加工の鍋やフライパンに入れて加熱し、沸騰直前で火を止める こがさないように注意しましょう。
5. 【3】に【4】の豆乳を半分ずつ注いででき上がり 分葱(ワケギ)の小口切り(分量外)を散らすと彩りが良くなります。
6. 食べるときは、お好みでラー油を回しかける 台湾では、ここに油條(ヨウティヤオ)という揚げパンのようなものを加えるのも定番です。それを再現するには車麩をカリッと揚げてから入れるといいでしょう。
パクチーをのせるお店もありますよ。
豆乳がお酢の力で柔らかく固まっているので、さっぱりしながらも満足感があるのがうれしい鹹豆漿(シェンドウジャン)。台湾の定番朝ごはんで、元気に朝を迎えましょう!