年金・老後のお金クリニック/年金生活・年金暮らしするときのQA

老後資金が足りない場合の「奥の手」ってありますか?

お金のこと、難しいですよね。老後の不安から、ますますお金を貯めたい、家計を守りたい、と思っている人もいるのではないでしょうか。皆さんからのちょっとした疑問にオールアバウトの専門家が回答するコーナーです。今回は、老後資金が不足する場合についての対策を専門家が回答します。専門家に質問したい人は、コメント欄に書き込みをお願いします。

飯田 道子

執筆者:飯田 道子

金運アップ、ポジティブお金術ガイド

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お金のこと、難しいですよね。老後の不安から、ますますお金を貯めたい、家計を守りたい、と思っている人もいるのではないでしょうか。皆さんからのちょっとした疑問にオールアバウトの専門家が回答するコーナーです。今回は、老後資金が不足する場合についての対策を専門家が回答します。専門家に質問したい人は、コメント欄に書き込みをお願いします。
 

Q:老後が目前で老後のお金がない場合はどうする?

「老後が目前の59歳。貯金が100万円程度しかない場合、どうしたらいいんでしょうか? 年金も10万円ほど。大した金額ではありません。老後のお金が足りない場合の「奥の手」があったら教えてください」(59歳・会社員)
 

A:60歳以降も収入を得る、支出をおさえる努力をする

老後が目前に迫っている状態でお金がない場合、どのようにすればよいのでしょうか?

相談者は老後のお金が足りないときの奥の手が知りたいのですね。奥の手があるとすれば、働くことが一番でしょう。

それじゃ、「奥の手じゃないよ」と思うかもしれませんが、「攻撃は最大の防御なり」ともいわれるように、お金がないなら稼ぐしか方法はありません。そこで、できるだけ長い間、働くためには、どのような方法があるのかを考えてみましょう。

まず、退職するまでの間に、できるだけ貯金できるよう、頑張ってみましょう。収入を増やすことが難しい場合は、節約をして貯金に回してください。

相談者の場合、60歳が定年であると推察されます。60歳以降も嘱託で働けるように、現在の勤務先に交渉してみてはいかがですか? もちろん、転職してもOKです。地域、職種にもよりますが、人材不足が続いている職場もあります。50歳以上の人向けの求人サイトもありますので、チェックしてみてください。また、特別なスキルがあり自分で経営したいビジネスがあるなら、パートで働くなどして収入を確保しつつ、チャレンジしてもいいでしょう。

会社員ですので、厚生年金も受け取ることができると思います。現役世代と年金生活世代では、収入が変わってきますので、使えるお金も少なくなってしまいます。そのときになって節約するのではなく、今から徐々に年金のみで生活することをイメージして、無駄な出費をおさえるようにして下さい。年金は、繰り下げ受給することで、受給額を増やすことが可能です。60歳以降に生活できるだけの収入があるなら、繰り下げ受給を検討してもいでしょう。

また、利用していないサービスでお金がかかるものは解約する、例えば使わないクレジットカードで年会費が発生するものは解約するなど、準備していきましょう。頑張って下さいね!

※専門家に質問がある人はこちらから応募するか、コメント欄への書き込みをお願いします。
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