夫婦関係

子供の独立後、通信制大学に入学。第二の人生を満喫することで「空の巣症候群」を防ぎ、夫婦2人の生活も楽しんでいる女性の話

子供の独立後、通信制大学に入学。第二の人生を満喫することで「空の巣症候群」を防ぎ、夫婦2人の生活も楽しんでいる女性の話です。

執筆者:All About 編集部

子離れの準備:自分の人生を充実させて「空の巣症候群」を回避

子離れの準備:自分の人生を充実させて「空の巣症候群」を回避

子離れの準備:自分の人生を充実させて「空の巣症候群」を回避

「子供の独立」「40代での大学入学」を経験したMRさん(50代、女性)に、当時の出来事や心境、問題をどう乗り越えてきたかを、できる限り細かく具体的に語っていただきました。

Q:もともと子離れはできている方でしたか?

自分としては、子離れできているつもりでした。娘が思春期に入って以降は、家族で出かける機会も減りましたし。ただ夫からは「子供に夢中な母親」と思われていたようです。

Q:お子さんが実家を離れるのは、どのタイミングだと思っていましたか? 実際にお子さんが巣立ったのはいつでしたか?

娘の大学は自宅からギリギリ通える距離だったので、大学生のうちは一人暮らしという話はでませんでした。そのため、就職をしたら家を出て、一人暮らしを始めるだろうと思っていました。

実際、就職が決まったタイミングで、娘から「1人暮らしをしようと思う」と言われました。もともと予想をしていた巣立ちのタイミングだったため、特に驚くことはなかったですね。大学を卒業した年の春に出ていきました。

Q:お子さんが実家を離れる前、子供が独立した後の人生についてはどうお考えでしたか?

子供中心の生活を長年続けてきたので、ものすごくさみしくはなるだろうな、という予感はありました。何も準備をせずにいたら、日常に張り合いがなくなって、さみしさの沼にどっぷりつかってしまうだろうなと。

だからこそ「子供が巣立った後に備えて、いろいろ準備をしておこう。その上で、第二の人生を思いきり楽しもう!」と思っていました。

それに、子育てに関しては、やり遂げた感があったんですよね。それまでずっと「子供が巣立つ前に、できることは何でもやってあげたい」という思いで過ごしてきて、ベストは尽くしたという実感もあったので。

ただ誤解しないでいただきたいのですが、子供中心の生活が辛かったということではありません。娘はずっと、いわゆるワンオペ状態で育ててきましたが、それはそれですごく充実した毎日だったんですよ。

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「抵抗のあったお一人様行動に、どうやって慣れていったか」「子供の独立をきっかけに、夫婦関係にどのような変化があったか」、そして「40代で大学に入ってみて感じたこと」などについても、詳しくお話しいただいておりますので、ぜひご一読ください。
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