老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。そんな年金初心者の方の疑問に回答します。今回は年金手帳をなくしてしまった場合の対応についてです。年金についての質問がある人はコメント欄に書き込みをお願いします。

Q:年金手帳をなくしてしまいました。年金番号がわかりません

「先日、急に年金のことが不安になり、『ねんきんネット』に登録したいと思ったのですが、会社から返してもらった年金手帳を紛失したことに気がつきました。年金番号がわからず、「ねんきん定期便」にも書いてありませんでした。どうしたらいいのでしょうか」(46歳)
 

A:国民年金第1号被保険者は市区町村役場、厚生年金の加入者は勤務先で手続きできます

年金手帳は、公的年金の加入者1人1冊、国から支給されます。原則、一生涯同じものを使用します。年金手帳の交付手続きは、加入している年金によって申請場所が異なります。

自営業者などの国民年金第1号被保険者や任意加入被保険者は、住所地の市区町村役場で申請ができます。

会社員などの厚生年金保険加入者の場合は、会社を通して再交付の手続きが行えますし、管轄(勤務地)の年金事務所でも申請ができます.。厚生年金加入者の扶養に入っている第3号被保険者は、配偶者の勤務地を管轄する年金事務所で手続きをすることになります。

基礎年金番号がわからない場合は、基礎年金番号通知書、国民年金保険料の口座振替額通知書、国民年金保険料の納付書、領収書などで確認できますし、マイナンバーを伝えると、相談や照会ができます。

年金手帳の再交付手続きには「年金手帳再交付申請書」が必要です。日本年金機構のホームページからダウンロードするか、年金事務所等に行き受け取ります。年金事務所の窓口で申請をする場合には、本人確認書類として、マイナンバーカードや運転免許証なども必要です。

郵送や電子申請で手続きすることもできます。年金手帳の交付に費用はかかりませんが、受け取るまで、ほぼ1カ月かかります(市区町村役場で手続きした場合には1週間ほどで届けられる場合もあります)。急いでいる時は、年金事務所の窓口で申請をすると、その日に受け取ることもできます。

また年金手帳は国民年金法等の一部改正により、2022年4月以降の廃止が決定されています。これ以降、年金手帳は再交付されずに「基礎年金番号通知書」が発行されることになります。

※年金についての質問がある人はコメント欄に書き込みをお願いします。


監修・文/深川弘恵(ファイナンシャルプランナー)

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