「美濃屋あられ製造本舗」は、昭和4年に創業した、横浜・本牧エリアに本社と工場を構える老舗のあられ屋さんです。もち米100%のあられや柿の種を製造しており、塩、醤油、ざらめ、海苔といった定番の味のほか、横浜をテーマにしたあられもラインナップしています。
その中でもイチオシなのが、ナポリタンの発祥の地といわれる、横浜らしさあふれる「横浜ナポリタン」です。今回はその魅力をご紹介いたします。
日本ナポリタン学会認定! 本格派のナポリタンあられ
「横浜ナポリタン」は、横浜が大好きという、4代目社長・小森健太郎さんの「いろいろな横浜を知ってもらいたい、また来てもらいたい」という思いから、企画商品化されたものです。
横浜発祥といわれる、ナポリタンスパゲッティをイメージしたこちらの商品は、味付けのケチャップにこだわりを持っています。
ケチャップはアメリカ由来ですが、実は国産のトマトケチャップが作られたのは横浜が初めて! 明治末期に販売され、昭和初期に一度は姿を消した清水屋のケチャップですが、2007年に有機認証された原料を使い、「清水屋ケチャップ」として復刻して限定販売したところ、即完売するほどの人気となりました(現在は常時販売)。
そんな「清水屋ケチャップ」をぜいたくに使っているのがおいしさの秘密です。日本ナポリタン学会の認定も受けている、本格派なんですよ。
「横浜ナポリタン」のパッケージデザインは、横浜を代表するデザイン会社NDCグラフィックスが担当しています。パッと目を引く文字やイラストは、レトロ感があっておしゃれな印象。お土産店パッケージは小分けになっているので、ばらまき土産にもぴったりですよ!
横浜の洋食屋さんのナポリタンを再現した懐かしい味わい
オレンジ色の細長いあられとフライドグリーンピースが混ざっていて、まるでナポリタンスパゲッティを彷彿とさせる見た目になっています。
食べてみると、一口目はケチャップの甘みと、ほどよい塩味が口の中に広がります。
ケチャップ風味はそこまで強くなく、シチリアの海塩のほかに、しょう油、バター、ローストオニオン、ベーコン風味などの調味料を使って味付けされています。
口の中に残るナポリタンの風味と、サクサクとしたフライドグリーンピースの塩味が相まって、食べだしたら止まらないこと間違いなしの味わいです!
ビールが止まらない⁉「横濱ビア柿」もおつまみにぴったり
「横浜ナポリタン」はケチャップの優しい味のあられですが、辛口・濃口でガツンとくる味がお好みであれば「横濱ビア柿」をお試しあれ。
横浜はビール産業発祥の地で、明治時代、山手エリアにはキリンビールの前身である「スプリングバレー・ブルワリー」がありました。
そんな「横浜の歴史が感じられる、ビールに合う柿の種を」と、商品化されたのが、この「横濱ビア柿」です。
ひと口目からおいしい! しっかりとした味付け
美濃屋あられ製造本舗のあられは、しっかりとした味付けが特徴です。「横濱ビア柿」は、もち米100%のあられ生地を固めに焼き上げ、信州で醸造された特注の濃口醤油、白醤油をベースにビーフブイヨン、シチリアの海塩などを加えたタレを絡ませています。ピリッとくる辛味は、なんとハバネロを使用しているから!
しっかりとした濃い味の後に、もち米の甘みが口に広がってきます。ピーナッツの割合もちょうど良いですよ。
コンセプト通り「ビールに合う柿の種」で、テレビ番組で「柿の種ベスト3」に選ばれたこともある実力派です。
海外の良いもち米を選ぶことで、「もち米100%のおいしさ」と「リーズナブル」を両立。味付けは、新鮮なおいしさを届けられるよう、横浜の工場で行っています。90年以上も横浜で愛されている理由は、この「おいしさ」こだわる姿勢なのだと思います。
横浜市中区小港町にある工場直売所やオンラインショップで購入できるほか、横浜市内の横浜土産ショップ、神奈川県内の百貨店やスーパーなどでも取り扱っています。ぜひ一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
DATA
美濃屋あられ製造本舗┃横浜ナポリタン、横濱ビア柿
内容量:70g、お土産店パッケージ140g
原材料:
【横浜ナポリタン】もち米(タイ産)、揚げグリンピース、ケチャップ、醤油、ベーコン風味調味料、バター、砂糖、ローストオニオン、ビーフエキス、パプリカ、黒胡椒、酵母エキス/増粘剤(加工デンプン)、酒精、甘味料(カンゾウ抽出物)、調味料(アミノ酸等)、香辛料抽出物、膨張剤、着色料(黄4、青1)、(一部に小麦・乳成分・大豆・豚・牛・鶏・りんご・ゼラチンを含む)
【横濱ビア柿】もち米(タイ産)、フライドピーナッツ、醤油、たんぱく加水分解物、砂糖、ビーフエキス、食塩、唐辛子/カラメル色素、増粘剤(加工デンプン)、調味料(アミノ酸等)、甘味料(カンゾウ抽出物)、(一部に落花生・小麦・乳成分・大豆・牛・豚・ゼラチンを含む)