老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは、難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。そんな年金初心者の方の疑問に回答します。今回は、テレワーク手当と年金保険料の関係についてです。年金についての質問がある人はコメント欄に書き込みをお願いします。
 

Q:テレワーク手当が支給されると天引きされる年金保険料が上がる?

「うちの会社は、コロナで在宅勤務となり、テレワーク手当が月5000円支給されるようになりました。毎月の年金保険料も上がってしまうのでしょうか?」(29歳・会社員)
 

A:在宅勤務手当の支給により、天引きされる年金保険料は上がる可能性があります

新型コロナの感染が拡大し、日本でもテレワークをする人が増え、企業から「在宅勤務手当」が支給される人が増えました。この手当が、毎月天引きされる社会保険料(健康保険料と年金保険料、介護保険料等)にどのような影響を与えるのかについて解説します。

社会保険料を決める際の「標準報酬月額」は、毎年1回(7月)、4月、5月、6月の給料(報酬)の平均額を用いて等級が決まりますが、報酬には、残業代や通勤交通費、定額で支払われるテレワーク手当なども含まれます。相談者のように、毎月の給与にテレワーク手当がプラスされると、標準報酬月額が上がりますので、毎月天引きされる年金保険料が上がる可能性があります。

注意したいことは、テレワーク手当にも、相談者のように毎月給与に上乗せされてもらえる場合と、パソコン購入費用などかかった実費を経費精算するパターンがあるということです。パソコンや物品の購入費用等を実費精算する場合は報酬に含まれませんので、厚生年金保険料は上がりません。

コロナ禍により、テレワーク手当が導入された人、定期代を支給されなくなった人など、さまざまな人がいるかと思います。天引きされる社会保険料と将来の年金収入にも影響を及ぼすことになりますので、給与明細等をきちんとチェックするようにしましょう。
 

※年金プチ相談コーナーに取り上げて欲しい質問がある人はコメント欄に書き込みをお願いします。

監修・文/深川弘恵(ファイナンシャルプランナー)

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