かわいいフルーツサンドで果物をもっと美味しく! 「萌え断」の流行も
見た目もかわいく、映えるフルーツサンド! おいしく手軽に果物を摂ることができます
それもそのはず。イチゴに限らず、フルーツサンドはその断面もかわいらしく、写真映えして気分も上がります。使うフルーツの種類や並べ方を工夫すれば、さらに魅力的な断面も作れます。テイクアウトもできますので、現在の「巣ごもり対応」にももってこいです。
フルーツサンドの健康効果・美容効果……ビタミンC・食物繊維豊富な生フルーツ
フルーツサンドの健康面・美容面でのメリットは、何といってもフルーツそのものを手軽に摂取できることです。どんなフルーツを挟むかにもよりますが、生フルーツは通常の食生活で不足しやすい「ビタミンC」や「食物繊維」を豊富に含んでいます。ビタミン不足を感じている人やおなかの調子を整えたい人にも嬉しい食べ物といえるでしょう。美肌効果を狙いたい人には、イチゴや温州ミカンのフルーツサンドがおすすめ。見栄えもよく、ビタミンCも豊富なので、旬の時期にはぜひ試したいフルーツです。
整腸作用を期待したい人には、何といってもバナナ。年中安価で、自宅での作りやすさも魅力です。完熟した瞬間を狙って美味しいバナナサンドにしてみてください。
フルーツサンドは健康に悪い面もある? デメリット・注意点
一方で、フルーツサンドのデメリットとして糖分の高さは気になります。缶詰もフルーツサンドには使いやすいですが、シロップで糖分が高くなっていますので、注意してください。また、パンの間でフルーツが動かないように生クリームで固定しますが、この生クリームのせいで脂肪過多・カロリーオーバーになりやすいことが挙げられます。せっかくキレイになるためにフルーツサンドを選んだのに、太ってしまっては意味がないですからね。フルーツサンドはデザートやおやつ感覚で食べることもできますが、食事としてサンドイッチを食べる際に選ぶなら、フルーツサンドばかり選ばず、野菜やハム、卵などが挟んであるサンドイッチも一緒に選ぶようにしましょう。
かわいいフルーツサンドの作り方・美味しく作るコツ
フルーツサンドはどんなフルーツでも作ることはできますが、切った時に水分が出にくいフルーツのほうが作りやすいです。
材料は、食パン(サンドイッチ用があればベスト)、生クリーム、お好みのフルーツのみ! 食パンはフルーツの厚みを考えると、薄くカットしたもののほうが食べやすいです。ふすま入りやライ麦の入ったもの、米粉パンなどでもよいでしょう。生クリームは甘さ控えめのもののほうが合うと思いますが、しっかり角がたつくらいに泡立てたものを使ってください。あらかじめ泡立てた冷凍の生クリームでも大丈夫です。生クリームが主張しすぎるとせっかくのフルーツの味が台無しになってしまうので、たくさん作る場合は、動物性と植物性の生クリームを混ぜて使ってもよいかもしれません。また、泡立てた生クリームとマスカルポーネチーズを1:1で混ぜて酸味を加えても美味しいです。
フルーツは水分が出にくい食べごろのものを選ぶと、初心者でもきれいに仕上がります。作りやすくておすすめのものは、イチゴ、ミカン、ぶどう、キウイフルーツ、パイナップル、バナナなどです。一方で、スイカやメロン、モモなどは上級者向け。カットした瞬間に水が染み出してきますので、こういったフルーツを使ったフルーツサンドを自宅で作るのはかなり難しいです。メロンサンドなどは美味しいですが、これは専門店に任せたほうがよいと思います。
作り方もシンプルです。食パンに生クリームを塗ったら、お好みのフルーツをきれいに並べましょう。その上にさらに生クリームを塗り、食パンを重ねて挟めば完成です!
「萌え断する切り方」を工夫して、かわいい見た目も楽しんで!
断面の映えにこだわった「フラワーフルーツサンド」というジャンルも。自分で工夫する楽しみも広がりそうです
専門店のフルーツサンドはこのカット面がインスタ映えするようにフルーツを並べています。フルーツの載せ方はセンスで差が出るところですが、食パンの対角線上にフルーツの中心が来るように配置して斜めにカットすると、自宅でも専門店さながらのインスタ映えするようなフルーツサンドができます。YouTubeなどを見ると、お花に見えるようなフルーツの配置方法もたくさん紹介されています。お花フルーツサンドやフラワーフルーツサンドとして紹介されているものも見かけます。これらを参考にいろいろ工夫してみると面白いかもしれませんね。
簡単に作れて、見た目も華やか。生フルーツの栄養も美味しく摂れて、フルーツサンドはいいことづくめです。カロリーと食べすぎに注意しながら、楽しみましょう。